清水公園キャンプ場のバンガローで焚き火
こんなお悩みありませんか

・キャンプで鍋料理をしてみたいけど土鍋がなくても作れるかな
・冬に作れる簡単キャンプ飯が知りたいな
・車なしキャンプで鍋料理をするときの方法が知りたい

本記事では、キャンプで土鍋がなくても簡単に鍋料理を作る方法車なしキャンプで鍋料理を楽しむための方法が分かります。

車なしキャンプをしているmarumaruです。12月~3月上旬までの冬キャンプは外の気温が低いので、外で活動し続けるキャンプでは長時間続く寒さに体がこたえますよね。

冬キャンプで体を温めたいなということで、夜ご飯を鍋料理にしてみたら、とっても簡単に作ることができ、体もポカポカに温まりました。鍋料理は冬キャンプのキャンプ飯としてピッタリだったので、作り方やおすすめの鍋料理を紹介していきます。

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冬キャンプに鍋料理がオススメな理由と注意点

冬キャンプで鍋料理は冬のキャンプ飯にオススメと感じた点を紹介します。

調理が簡単

鍋料理は調理がとても簡単です。用意するのは以下のものです。

  • 鍋の材料(お肉、魚介類、野菜、豆腐、鍋の素)
  • 焚き火台またはバーベキューコンロ、ガスコンロ

これらを用意して、野菜やお肉を食べやすサイズに切る。切ることを省略したい場合は、カット済みの鍋用の野菜、もやし、カット済みのお肉(薄切り肉)などを用意します。

鍋に鍋の素を入れて食材をすべて入れて火にかけて、肉・魚介類に火が通り、野菜が柔らかくなったら完成です。

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鍋に具材と鍋の素を一度に投入して火にかけるで十分美味しい鍋が完成します。もちろん鍋の素を温めてから、お肉を入れてと順番にこだわるのもありです。

体がポカポカに温まる

冬キャンプはとにかく体が冷え込みます。昼間はまだしも、朝や夜の寒さはかなりつらいです。焚き火にあたるともちろん暖かいのですが、少し離れるとすぐに冷えこみます。車なし冬キャンプするなかで、体を温めるのに一番効果的だったのが、温かいものを食べる・飲むことです。体の中から温まると、ポカポカした状態が割と長く続きます。

そこで冬キャンプのキャンプ飯としてオススメなのが鍋料理です。温かい具材・スープを食べる鍋料理は体の芯から温まります。

鍋料理を作っている時も温かい

また鍋料理を煮込むの時には、炭ではなく焚き火を使います。鍋料理を作りつつ、火で体を温めることもできます。

冬のバーベキューは冷える

冬キャンプの夜はかなり冷え込みます。また、キャンプは思ったより動かない場面も多く、より体が冷え込みます。キャンプで動かない場面とは、例えばバーベキューで肉を焼いている時、スープを煮込んでいる時など、割と動かず座りっぱなしです。この座りっぱなしの状態で、外気温が低い冬キャンプはかなり体が冷え込んできます。

また、バーベキューをする炭の火は焚き火と比べて火が広がらず、小さいです。なので体を温めるには少し火の強さが足りません。

鍋料理は料理ができるまでの間も体を温められるという点も、冬キャンプのキャンプ飯としてオススメする理由になります。

作り置きも可能

寒い時期であれば鍋料理の作り置きも可能です。そして作り置きはかなりオススメです。

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個人的に思ったのが、夜はバーベキューはやりたくない、そもそも冬キャンプの夜はあまり調理をしたくないということです。

そこで、冬でも昼間ならいくらか暖かいので、冬に鍋を作っておくことにしました。野菜や肉を切り、スーパーで購入した鍋つゆと煮込み、一度肉や野菜に火を通しておきます。そしてテーブルの上などに置きっぱなしです。事前に作って置けば夜は鍋を温めるだけで鍋料理をすぐに食べることができます。

鍋料理をメインにしつつ、バーベキューを楽しむ

鍋料理だけではちょっと淋しい、せっかくならバーベキューも楽しみたいという方は、鍋料理をメイン料理として楽しみ体を温めつつ、バーベキューを楽しむというのがおススメです。鍋料理でお腹はある程度満たされるので、お肉や野菜を焼き続ける必要がなくなります。そうすればバーベキューで体が冷えることもありません。

麺類やおもちを用意すればご飯も不要

クッカーや飯盒を使用して、ご飯をキャンプで炊くというのもキャンプ飯の楽しみの一つです。ただ、ご飯を炊くのがちょっと大変、面倒なときもあります。

そんな時、炭水化物はご飯の代わりに麺類やおもちにしてしまいましょう。麺類やおもちなら鍋に入れるだけで調理が済みます。鍋に入れるだけの中華麺、うどんもあります。それらを用意すれば、ご飯を別途用意しなくても十分お腹いっぱいになります。

野菜をたっぷり食べられる

キャンプだと野菜不足になりがちですが、鍋料理であれば野菜をたくさん煮込むのでたっぷりと食べることができます。トロトロに甘くなった野菜であれば小さいお子さんでも食べられることも。

鍋の残りは朝にも持ちこせる

たくさん鍋料理を作って残ってしまったら、次の朝にまわしてしまいましょう。あくまで個人的な感覚ですが、冬なのでそこまで傷まないです。朝のスープとして飲めば寒い朝でも体がポカポカに温まります。

【注意点】キャンプ場の水道のお水に注意

キャンプ場によっては水道のお水があまり美味しくない、ちょっと変な味がするという場合があります。味が濃い目の鍋料理であれば気にならないかもですが、出汁がメインの鍋料理であれば、別途お水を用意したほうがいいかもしれません。


土鍋はどうするの

鍋料理というと土鍋を使うというイメージがありますが、土鍋を用意しなくても、普通の鍋で鍋料理は楽しめます。1人~2人であればツーリング用のクッカーなどでも十分です。では3人以上の場合は、ステンレス製の鍋を用意すれば問題ありません。特に、鍋料理は焚き火で調理する場合は、土鍋だと掃除も大変です。

持ち物が限られる車なしキャンプの場合は?

車なしキャンプをする私たちの場合、基本的にクッカー以外の鍋は大きさ・重さの制約上、持ち運びしません。大きな鍋は基本的にキャンプ場でレンタルします。ある程度の規格のキャンプ場に行けば鍋のレンタルは大抵おこなっています。大体1日400円~600円でレンタルできます。

掃除用具を忘れずに

ただし、このレンタルした鍋を直火で調理するので、すす汚れがかなりひどくなります。レンタル返却時にある程度綺麗に返却できるように、金タワシとゴム手袋は忘れずに持っていきましょう。

冬キャンプでオススメ!鍋つゆの素

では次に冬キャンプで楽しめる鍋つゆの素を紹介します。

簡単にカレー味が楽しめるカレー鍋つゆ

冬のキャンプ場で作るカレー鍋

冬のキャンプで実際に作ってみた鍋料理でオススメなのが、カレー鍋つゆです。キャンプというとカレーが食べたいという方もいると思います。ただキャンプでカレーを作ると、火力不足で煮込みが足りなかったり、人参やジャガイモが固かったり、家で食べる時より水っぽくなってしまうこともあります。

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せっかく作ったカレーが美味しくないとかなりテンションが下がりますよね。寒い冬ならなおさらつらくなります。

また、カレーのルーは油をたっぷりと使用しています。使用後のカレーの鍋は油でべとべとになり、洗うのが大変です。特に冬キャンプ時に、キャンプ場の水道でお湯が出ないと、油汚れを取るのがとても大変になります。

そこでオススメなのがカレー鍋です。カレー鍋つゆの素は通常のカレーのルーよりも油の量や、とろみをつけるための小麦粉の量が少なく、さらさらとしています。またカレー鍋にいれる野菜は、葉物野菜や、キノコ類となるので、カレーほど煮込まなくても柔らかくなりやすいです。またカレーに比べて水分も多いので、焚き火で煮込んでも焦げ付きにく、かき混ぜる手間も省けます。

和風味なので豆腐や練り物を入れても

カレー鍋つゆの素は出汁のベースが和風だしです。なので豆腐や練り物油揚げ、こんにゃくなど和の食材を入れても美味しく食べることができました。

ハウス食品のカレー鍋つゆの素が美味しい

今回、実際に冬のキャンプ飯で実際に使用したカレー鍋つゆの素は、バーモントカレーやこくまろカレーで有名なハウス食品のカレー鍋つゆの素です。

出汁の味が効きつつ濃厚なスープで辛味も丁度よく、6歳の子供でも美味しく食べることができました。

車なしキャンプにオススメの鍋の素

鍋料理の素となるとスープタイプの鍋の素がスーパーなどでは定番です。ただスープタイプだと大きさも重さも結構あります。だいたい750gです。車なしキャンプや電車キャンプなど自力で荷物を運ぶキャンプをする場合には、結構重いですね。そこでいくつかスープタイプ以外の鍋の素を探してみたので紹介していきます。

ダイソーで購入の鍋の素「お鍋にポン」が超軽量!

ダイソーで購入した固形タイプの鍋の素お鍋にポン

ダイソーで見つけた東洋水産の鍋の素「お鍋にポン」が1人前でキューブ2個分10gと超軽量でした。値段も3人前で100円となるので、かなりお手頃なダイソー価格です。味の種類は以下の6種類があります。

  • ちゃんこ鍋つゆ
  • 寄せ鍋つゆ
  • 鶏だし塩鍋つゆ
  • キムチ鍋つゆ
  • 鶏白湯鍋つゆ
  • 焼きあごだし鍋つゆ

しかもキューブごとにビニールパッケージされているので、必要な量を持っていきやすく、水濡れにも強いです。

ダイソーで購入した固形タイプの鍋の素お鍋にポンの成分表示

鍋以外にも炊き込みご飯に入れてみたり、あんかけを作ってみたりと出汁として鍋料理以外にもつかるので、他の簡単キャンプ飯にも応用できそうです。

エバラのプチっと鍋も軽くて持ち運びしやすい

テレビのCMなどでおなじみのエバラのプチっと鍋も1人前が23g、4人前で92gと軽くて持ち運びがしやすいです。種類も以下の10種類から選べるので色々な味の鍋を楽しむことができます。

寄せ鍋、キムチ鍋、ちゃんこ鍋、とんこつしょうゆ鍋、濃厚白湯鍋、あさりとホタテの旨塩鍋、スンドゥブ鍋、濃厚みそ鍋、豆乳ごま鍋、担々ごま鍋

まとめ

寒い冬キャンプには調理が簡単な鍋料理がとてもオススメです。作り置きもできるので、暖かい昼間に作って、夜はゆっくりと焚き火やバーベキューを楽しみつつ、温めた鍋を食べれば体もポカポカに温まります。ぜひ本記事を参考に冬キャンプの鍋料理を楽しんでみてください。

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