ロゴスの連結できるタイプの寝袋を詳しく知りたい方、実際に使っている様子を知りたい方、さらにロゴス以外のキャンプブランドから出ている連結寝袋も知りたい方へ。
本記事では以下のことを紹介します。
ロゴスの寝袋2in1 とは
ロゴス(LOGOS)というキャンプブランドから販売されている寝袋です。独立した2つの寝袋を連結することができます。添い寝ができるワイドサイズのものと、ミニバンサイズのものがあり、それぞれ外気の適正温度に対応したラインナップになっています。
※適正温度の目安について
・想定使用状況:長袖シャツ、フリース、パーカー、長ズボン、靴下着用のうえ、アルミロールマット使用。
・表示温度は、平野部の平均的な目安です。晴天、曇天、天候による気温変化にはご注意ください。
引用:LOGOS 封筒型シュラフ
ちなみに写真では寝袋の収納袋が破れていますが、これは自転車にパッキングしていた時に生じたものです。普通に使用している分にはこのように裂けることはないと思います。
添い寝ができるワイドサイズの寝袋
- 連結時のサイズ(約)縦185㎝横150㎝
- 独立時のサイズ(約)縦185㎝横75㎝
適正温度 | 色 | 収納時のサイズ | 1個当たりの重さ | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|
冬用2℃ まで | オレンジ&カーキ | 直径26㎝高さ39㎝ | 1.5㎏ | ¥10,900 |
冬用0℃まで | レッド&カーキ | 直径28㎝高さ39㎝ | 1.6㎏ | ¥12,400 |
ミニバンサイズ
- 連結時のサイズ(約)縦190㎝横142㎝
- 独立時のサイズ(約)縦190㎝横72㎝
適正温度 | 色 | 収納時のサイズ | 1個当たりの重さ | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|
冬用-2℃まで | ブルー&グレー(おそらく) | (約)49×24×36cm | 1.8㎏ | ¥13,900 |
ミニバンサイズですが、寝袋を連結して添い寝することも可能です。ただしワイドサイズよりは狭くなります。またミニバンサイズはクッションのような形に収納することもできます。
ロゴスの寝袋2in1の特徴
- 形は封筒型
- 連結できる、独立しても使える
- 大型洗濯機で丸洗いができる
- 内側からも外側からもチャックの開閉ができる
実際に適正温度0℃までのロゴスの寝袋2in1を使ってみた【冬キャンプでも使用】
次に実際にロゴスの寝袋2in1を使用してみて感じたことをレビューしていきます。
小さい子連れの場合、連結寝袋はとても便利
子連れキャンプで、とくに小さい子供を連れて行く場合、連結寝袋を使用すれば添い寝をすることができます。家で添い寝で寝かしつけをしている方は、家で寝るのと同じように寝ることができるのでとても便利です。また夜中に子供が起きてしまい、一人では寂しいという場合にも添い寝だとすぐに隣にいてあげることができて、子供も安心して眠ることができます。
キャンプで一人で寝ることに挑戦するというのもありですが、一人で寝ることが嫌で、キャンプも行きたくないという気持ちになる可能性もあります。子連れキャンプを長く続けたい場合は、子供に合わせてあげる方がキャンプを好きになってくれます。
洗濯機で洗えるので気持ちが良い
寝袋によっては汚れた場合は拭いて陰干しするだけというものもあり、そのような寝袋の説明文を読んでいるとそれだけで十分と記載があります。しかし、やっぱり洗濯機でちゃんと洗って干せるほうが気持ちが良いです。
子連れは洗える寝袋だと安心
また、小さい子供を連れてく場合はお漏らしの心配がある方もいると思います。ロゴスの寝袋2in1は家に帰ってから洗濯機でしっかりと洗えるので安心でした。さらに、子供と二人で冬にキャンプをした時は、朝が寒すぎて寝袋に入りながら朝ごはんを食べました。その時に食べるのがまだ上手ではなかったため、ぽろぽろとパンくずなども寝袋の上にこぼれていたのですが、帰ったら洗えばいいと思えたので、 まあいいっかという気持ちでいることができました。
大きくて重いタイプの寝袋です
寝袋には中綿の素材によって重さ、大きさ、価格が異なります。同じキャンプブランド内で比較すると、価格が高いほど軽量になり、価格が低いと重く大きな寝袋になる傾向があります。 ロゴスの寝袋2in1は寝袋の中では、割と低い価格で、大きくて重いタイプの寝袋になります。
キャンプ初心者には想像を超える大きさで驚愕
キャンプをしている方であればそこまで驚く大きさではないのですが、私たちの場合、ロゴス2in1を購入したときはキャンプ初心者でした。価格によって寝袋の大きさや重さが異なることを知らずに、添い寝できる寝袋という視点のみで寝袋を購入し、しかもネットで購入したため、家に寝袋が届いてあまりの大きさと重さに驚愕しました。
ロゴスの寝袋2in1 とモンベルの シームレスダウンハガー を比較してみる
例えば、私たちが使用している冬用0℃までの寝袋と、モンベルというアウトドアブランドの寝袋シームレスダウンハガーの快適温度冬用0℃の寝袋を下記の表で比較してみます。
商品名 | 適正温度 | 収納時のサイズ | 1個当たりの重さ | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|
ロゴスの寝袋2in1 | 冬用0℃ まで | 直径28㎝高さ39㎝ | 1.6㎏ | ¥12,400 |
モンベルのシームレスダウンハガー | 冬用0℃まで | 直径15㎝高さ30㎝ | 679g | ¥57,000 |
比較してみると、重さ、大きさ、価格でかなりの差がでることが分かります。
連結できる寝袋は大きくて重いタイプのみ
しかし、本記事内でも他のキャンプブランドから販売されている連結寝袋を紹介していますが、基本的に連結寝袋の場合は重くて大きいタイプの寝袋のみになっています。軽量タイプの連結寝袋はありませんでした。
コンプレッションバッグを使用すれば、多少コンパクトにもできる
電車や自転車でキャンプをする私たちにとって、連結寝袋の大きさと重さはいまだに悩みの種になっています。しかし、添い寝できる連結寝袋のメリットは大きいです。そこれ打開策としてコンプレッションバッグという寝袋を圧縮することを目的とした圧縮袋を使用して多少コンパクトにすることができました。下記の記事では実際にロゴスの2in1の圧縮に使用しているイスカのコンプレッションバッグについて詳しく解説しています。
イスカのコンプレッションバッグを使用して大きな寝袋を圧縮する方法や、実際に圧縮していく様子を紹介しています。さらにイスカ以外のアウトドアブランドから販売されているコンプレッションバッグもまとめています。
収納のしやすさは
ロゴスの寝袋2in1を付属の収納バッグにしまうときは、足を使って圧縮しながら丸めつつ、寝袋についている紐で寝袋をくくるよう説明文に記載されていました。しかし、撤収時などの一時的な片付けの場合は、収納袋にどんどん押し込んだ方が早いです。しかしこの方法だとチャックなどに負荷がかかりやすいので、しばらく使用しないときはきちんと丸めて収納することをおすすめします。
適正温度0度までの寝袋で、実際に0℃で寝てみたら
テント内の温度が-2℃、0℃ であるような冬のキャンプで実際ロゴスの寝袋2in1を使用してみました。この時の服装は、ヒートテック、長そでのシャツ、フリースの上着、フリースのズボン、靴下という組み合わせでした。 やはり -2℃、0℃ あたりになると、これだけでは結構寒いです。テント内が -2℃、0℃ あたりだったので、テントの外はもう少し低かったです。ギリギリ眠れたかなという感じでした。フリースの大きな巾着を持参しそこに足を入れているとだいぶ楽でした。
封筒型の寝袋は冷気が入ってくる
さらに、ロゴスの寝袋2in1のような封筒型の寝袋の場合、顔以外はすっぽりと包まれるマミー型に比べて、顔が出る部分はパックリと空いています。冬キャンプだと冷気がガンガン入ってきます。さらに寝袋を連結していると、空いている部分がさらに広くなるので、より冷気が入ります。この冷気により、首、肩あたりがかなり寒いです。
寝袋の中に潜り込むのもあり
私と子供で冬に寝た時は、顔まで寝袋の中に潜り込んで眠りました。中に入ってしまえばかなり温かいです。息苦しさはとくにありませんでした。
参考 使用しているキャンプマット
ロゴスの2in1と一緒に使用してキャンプマットはサーマレストZライトソルというものです。下記で詳しく紹介しているのでキャンプマットを探している方は参考にしてみてください。
サーマレストZライトソルを購入してみたいけど、値段も割と高額だし、買う前に使いやすさや寝心地、スペックについて詳しく知りたい。また、車なしキャンプでも使用できるのか、持ち運びやすさ、軽さなどについて知りたいなと考えている …
キャンプブランドから販売されている連結寝袋を紹介
ロゴス以外のキャンプ用品ブランドから販売されている連結寝袋をまとめてみました。連結寝袋を探す場合、真四角の封筒型であれば連結できることが多いです。
コールマンの連結寝袋
コールマンは老舗のキャンプブランドということもあり、キャンプ道具の種類もとても多いです。寝袋もロゴスに比べて多くの種類が揃っています。コールマンの場合、封筒型の寝袋の多くは連結可能となっています。また洗濯機での丸洗いも可能です。
スノーピークの連結寝袋
スノーピークで連結できるタイプの寝袋は「エントリーパックss」と「セパレートシュラフシリーズ」の2種類です。
エントリーパックss
春夏用の寝袋です。2つの寝袋がセットになって販売されています。連結も可能です。寝袋一つの幅は78㎝長さは196㎝です。
セパレートシュラフシリーズ
寝袋が布団のように敷布団と掛布団の形で分けることができます。そして敷布団同士、掛布団同士を連結することが可能です。敷き布団のサイズ105×210cm(敷)、掛布団のサイズ110×200cm。
DOD
DODからは「我が家のシュラフ」という大人二人子供二人の4人家族が一緒に寝ることを想定した特大サイズの寝袋が販売されています。横幅は230㎝です。寝袋を独立させた場合は二人用の寝袋になります。対応シーズンは春~秋です。洗濯機で丸洗いすることもできます。
モンベル
モンベルの寝袋の場合は、ファミリーバッグ、ダウンファミリーバッグの封筒型が連結可能な寝袋となっています。
まとめ
寝袋同士を連結することができるロゴスの寝袋2in1は、二人で並んで寝たい方や、子供と添い寝をしたい方におすすめできる寝袋です。寝袋を一つ一つ購入するよりも、少しお得に購入することができます。また他のキャンプブランドからも連結寝袋は多数販売されています。連結タイプの寝袋を探す場合は、封筒型の寝袋を探すことで連結タイプを見つけることができます。ぜひ本記事を参考に連結タイプの寝袋を見つけてみてください。
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