umbroボストンキャリーバックの外観
こんな悩みありませんか

・キャリー付きのボストンバッグの使いやすさを知りたい。
・キャリー付きのボストンバッグには荷物はどのくらい入るんだろう。
・大型スーツケースとの比較が知りたいな。
・電車キャンプをするときに使いやすいキャリーについて知りたい。

そんな悩みを解決します。

この記事ではキャリーバッグの使いやすさや、スーツケースとの違い、実際に電車旅行やバス旅行での使用感、電車キャンプでの使用感が分かります。

車なし生活を続けているmarumaruです。車なしということで、旅行もキャンプもすべて電車、バス、タクシーで移動しています。

現在家族は4人ですが、家族4人分の荷物もumbroのキャリー付きボストンバッグを駆使して運べています。その体験をもとに、キャリー付きボストンバッグについ詳しく紹介していきます。

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umbroのキャリー付きボストンバッグを写真で解説

実際に電車旅行・電車キャンプで使用しているumbroのキャリー付きボストンバッグの基本スペックは以下の通りです。

  • 商品名 ホイールキャリーボストンバッグ
  • メーカー umbro(アンブロ)
  • 型番 UJS1654
  • サイズ 高さ36cm、幅70cm、奥行き29cm(目安です)
  • 容量 約65L
  • 重さ 約2700g
  • 色 ブラック
  • 付属品 ショルダーベルト

キャリー付きのボストンバッグ

umbroボストンキャリーバッグの持ち手

バッグの下部に車輪が付ています。横にすると見た目はボストンバッグのようにみえます。縦にすると車輪を動かして運ぶことができます。

上の写真のようにボストンバッグとしての持ち手があるので、タクシーに乗せる、荷物置きに乗せるといった動作もしやすいです。

2輪の様子

umbroのキャリー付きボストンバッグの車輪の様子です。車なし旅行・電車キャンプで相当使い込んでいるため、傷だらけの車輪ですが、まだまだ現役で使えます。5年以上使用中です。

一見小さくて頼りない車輪ですが、走行はかなりなめらかで、4輪の台車よりもはるかに使いやすいです。

キャリーの引き方

umbroのボストンキャリーバッグの引いています

2輪タイプのキャリーは、引いて動かすことも可能ですし、押して動かすこと可能です。写真は男性が引いていますが、女性でも問題なく運べています。

キャリー付きボストンバッグの上部の持ち手は2つ

umbroのキャリー付きボストンバッグの上部には、キャリー付きボストンバッグを引くための伸縮する持ち手と、布製の持ち手があります。

キャリー付きボストンバッグをキャリーとして引くための持ち手は写真のように伸縮可能です。長さの段階調節機能はなく、写真左のように収納する段階と、写真右のように最大まで出した状態の2パターンのみとなります。

持ち手を出した時の持ち手の全長は約30㎝で、持ち手を含むボストンバッグの全長は約110㎝です。持ち手にはスーツケースタイプのキャリーと同様に、持ち手に引っかけるタイプのバッグが使用可能です。

umbroキャリー付きボストンバッグには、キャリーを引くためだけの持ち手だけでなく、ボストンバックを立てている状態でも持ち上げることが可能な持ち手(布製)も別についています。電車などに乗車するときに、この上部の持ち手があることで、伸縮する持ち手を出さなくても、ボストンバックを持ち上げることが可能です。

キャリー付きボストンバッグの底

umbroのキャリー付きボストンバッグの底の様子です。ボストンバックとして横置きにした状態でも、キャリーとして縦置きにした状態でもバッグの布地が地面に直接触れないような使用になっています。

また、写真右の矢印の部分は、手で掴むことができるので、バッグ上部の持ち手と合わせて、両手で抱えてバッグを持ち上げることが可能です。

バッグを抱えて持ち上げることで、万が一階段での上り下りが発生したときも、バッグを抱えた持ち運びがしやすくなります。車なし旅行・電車キャンプをしていると、駅で乗り換えや、ホームから改札に向かう際に、エレベーター・エスカレーターがないことがあります。重いバッグを抱えての階段の上り下りの発生です。そんな時にとても助かる持ち手です。

marumarumarumaru

キャリー付きボストンバッグを選ぶ時は、万が一階段の上り下りが発生しても、持ち運びしやすいタイプを選ぶのがオススメです。

外側には4つの収納ポケット

バッグとしてメインで荷物を入れる場所の他に、最上部・上部・下部・側面に小物を入れることができる収納ポケットがあります。

  • 最上部はそこまで広くないです。500mlのペットボトルが2~3本入る広さです。
  • 上部・下部の収納スペースは500mlのペットボトル6~7本は余裕で入ります。
  • 側面はA4のノートは入る大きさです。

メインの収納スペースの開け口の裏にメッシュポケット

umbroボストンキャリーバックの内側メッシュポケット

メインの広い収納スペースの開け口の裏には、写真のようなメッシュの収納スペースがあります。サイズはA4サイスが余裕で入る広さです。充電ケーブルや洗面用具などの小物を分けて入れて置くのに便利です。

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スーツケースと比べた便利なポイント4つ!

ボストンバッグタイプということで、海外旅行で使うような、スーツケースとはタイプが異なります。ここではスーツケースキャリーと比較して便利だなと感じたポイントを4つ紹介します。

便利ポイント① 物が取り出しやすい

スーツケースの場合、中身を取り出すときに、スーツケースを横に倒して広げる必要があります。スーツケースを広げる作業は、空港では違和感のない動作ですが、駅構内・商業施設などではやりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

その点、キャリー付きボストンバッグは、ボストンバッグと同様に使えるので、スーツケースのように広げなくても、荷物の出し入れをすることができます。

そのため、すぐに取り出したいものは別のカバンに分けて置くといった、荷物を分ける手間を省くことが可能です。

便利ポイント② 外側の収納ポケットで小物を管理

便利ポイント2つ目は、キャリー付きボストンバッグの上下や側面に収納ポケットがあることです。収納ポケットはすべてのキャリー付きボストンバッグに付いているわけではありませんの注意してください。実際に私たちが使用しているumbroのボストンキャリーバッグの場合、収納ポケットが上下と側面の4つあります。

上下のポケットは500mlのペットボトルが7~8本は余裕で入るほどの広さがあります。上部のポケットにはペットボトルや一眼レフカメラなど、すぐに取り出したいけど、ずっと持っているには重いなと感じるもの入れて置くと便利です。子供連れの場合、手口拭きなどのウェットティッシュなどを入れて置くのもオススメです。

下部ポケットですが、ここはキャリー付きボストンバッグに入れている荷物の重みがかかるので、重みで壊れにくものをいれています。私たちの場合、レジャーシートや缶詰、雨具、ドリップコーヒー、ビーチサンダル、浮き輪、オムツなどを入れています。

便利ポイント③ 収納の幅をとらない

umbroのボストンキャリーバッグを折り畳みました

スーツケースと違い布地のため、バッグを小さくたたむことができます。割とペチャンコになるので、押し入れの隙間などに収納可能です。

しばらく使用しない場合は、リセッシュなどで軽く除菌をして大きめの袋に入れて置くと、カビ予防、ホコリ除けになります。

便利ポイント④ 多少無理が効く布地

布地のため割と伸縮性があります。少々無理をして荷物を押し込んでも入ります。ただし、バッグへのダメージは多少あります。

電車旅行やバス旅行での使いやすさ

実際に電車やバス、タクシー、飛行機などを組み合わせた旅行(国内のみ)で何度も使用してきました。その時の使用感を紹介します。

ビルなどの建物内での使用感

駅やビルなど整備された床での使用感は快適です。エスカレーターやエレベーターなどでも使いにくさを感じたことはありません。

一般の歩道での使用感

一般の歩道でも特に問題なく運ぶことはできています。上り坂は特に問題ないのですが、急な下り坂では少し使いにくさを感じることもありますが、問題はないです。

砂利道・でこぼこ道での使用感

砂利道やでこぼこ道などではもちろん引きにくさはあるのですが、全く動けない、キャリーを引けないという状態にまでなったことはありませんでした。力を入れればとりあえず運べます。

電車内での使用感

スーツケースタイプのキャリーと比べると止まっているときの安定性に欠けます。持ち手を持っていないと倒れます。そのため電車内では常に持ち手を持つか、倒れないように壁や体で支えて置く必要があります。

バッグ自体の重さはスーツケースキャリーと比べると軽いです。大型のスーツケースキャリーだと5㎏前後ありますが、キャリー付きボストンバッグ(65ℓ)は約2.7㎏です。そのため、電車とホームの間が広く、持ち上げる必要があるときの持ち上げ動作はしやすいです。

バスでの使用感

車なし旅行では電車だけでなく、ホテルのシャトルバス、送迎バスといったバスを使用する場面も多々あります。荷物をバスのトランクに入れられる大型バスであれば問題ないのですが、マイクロバスやワゴン車のような小型の時もあります。マイクロバスやワゴン車だと荷物をバスのトランクに入れられず、座席に置くことになります。

umbroのキャリー付きボストンバッグはボストンバッグのようにも使えるので、マイクロバスやワゴン車の場合でも横にして座席に置くことが可能でした。また横にした時に割と安定しているので、急ブレーキ時にも座席から落ちて転がることもありませんでした。

どのぐらいの荷物が入るのか

ここでは今回紹介しているumbroのキャリー付きボストンバッグがどのぐらいの荷物が入るのかという疑問について詳しく解説していきます。

紹介しているumbroのキャリー付きボストンバッグは容量としては65ℓです。実際にどのぐらい入るの?という部分は気になりますよね。結論としては、4人家族で2泊3日分の衣類、洗面用具、充電器などの小物類、乳児のオムツは入っています。

上の写真は圧縮タイプの収納袋に4人家族(大人2人、幼児1人、乳児1人)の2泊3日の衣類+オムツ15枚を入れた様子です。ちなみにこの時点では圧縮袋の圧縮はしていません。

家族4人の2泊3日分の衣類を入れた状態ですが、圧縮袋を使用しなくても、バッグのメイン部分にはまだ空きがありますし、さらにバッグ上部・下部の収納ポケットもまだ空いています。65ℓの容量があれば家族4人の2泊3日の旅行の荷物を入れることは十分可能です。

海・プールに行くために圧縮袋を使用

温泉旅行で2泊3日であれば上の写真のような荷物ですので、umbroのキャリー付きボストンバッグだけで荷物は問題なく運べます。

ただ、温泉旅行だけでなく、海やプールに行くこともあると思います。しかし、海やプールとなると、浮き輪やビーチサンダル、シュノーケリングなど、色々と荷物が増えていきます。

私たちの場合、旅行の荷物が増える時には、衣類の収納袋と圧縮袋を兼ねた、イスカという登山メーカーのコンプレッションバッグという圧縮袋を使用しています。

上の写真は4人家族(大人2人、幼児1人、乳児1人)の2泊3日の衣類+オムツ15枚を入れた圧縮袋を圧縮した状態で、umbroのキャリー付きボストンバッグに入れてみました。圧縮しないときと比べるとだいぶ空きがでてきます。浮き輪や、ビーチサンダル、水着などがまだまだ入りそうです。

車なし生活をしている方、特に子連れでの車なし旅行、電車旅行には、子供の分の荷物も運ぶ必要があります。そしてなるべくコンパクトに、バッグはあまり増やさずに運びたいですよね。

そんな時に、写真で使用している「イスカのコンプレッションバッグ」はとてもオススメな圧縮袋です。衣類やオムツの圧縮をするのにとても重宝しています。詳しくは下記の記事で詳しく紹介していますので、車なし旅行の参考にしてみてください。

キャリーカートの持ち手も活用できる

umbroボストンキャリーバッグの取っ手にバッグをかけています

さらに、スーツケースキャリーと同様に、持ち手の部分にかけるタイプのバッグも使用可能です。「キャリー付きボストンバッグ」と「持ち手の部分にかけるバッグ」のダブル使いで、よりたくさんの荷物をキャリーで運ぶことが可能です。

ただし、スーツケースキャリーと違い、スーツケースキャリーによる支えが少ないので、持ち手からズレる・スベることもあります。

2輪キャリーならではのデメリット

umbroのキャリー付きボストンバッグは2輪のキャリーです。そのため4輪キャリーに比べると、安定性・操作性は下がります。また2輪のため、持ち手を持つなり、壁に立てかけるなどしないと倒れます。

また、キャリー付きボストンバッグ入れている荷物が重いと、キャリーを引くのも、押すのも、重さの分大変さが増します。重い荷物を持ち運ぶという点においては、4輪のスーツケースキャリーの方が運びやすいと思います。

しかし、実際にumbroのキャリー付きボストンバッグを使用していて、通常の旅行より荷物が重くなるキャンプ道具も運んでいますが、今のところ重すぎて運べないという事態になったことはありません。2泊3日程度の旅行の荷物であれば、特に不自由なく運べています。

子供乗せ電動自転車でも運べる

車なし生活の中で、とにかく色々な荷物を電動自転車で運んでいます。umbroのキャリー付きボストンバッグも子供乗せ電動自転車の後ろの座席に乗せて運ぶことは可能でした。

必要となるのはumbroボストンキャリーバッグを支えるためのゴム紐です。100円ショップなどで購入可能です。今のところずれ落ちことは一度もありません。

※ただし可能性として、荷物が落ちてしまうことは有り得ますのでご注意ください。 万が一生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

キャリー付きボストンバッグの郵送料金は?

キャリー付きボストンバッグは荷物を運びやすいですが、やはり大きな荷物となると、旅行の妨げになることも多々ありますよね。

そこで郵送してしまうというのも車なし旅行を快適にするための手段の一つです。ではumbroのキャリー付きボストンバッグ郵送料金ですが、今までのところヤマト運輸で本州をだいたい1500円~2000円程度で郵送しています。

ちなみに多くのホテルや旅館などでは荷物を事前に送って預かってもらうことが可能です。事前に送るとホテルや旅館で泊まる部屋に入れて置いてくれます。チェックイン時も荷物を運ぶ必要がないでの楽です。ただし、荷物を送れるかについては事前にホテルや旅館に確認しておいた方が安心です。

キャリー付きボストンバッグは電車・徒歩キャンプにも使える

次に、電車・徒歩でキャンプをしたいという方にも、キャリー付きボストンバッグはオススメです。電車キャンプ・徒歩キャンプの場合、キャンプの荷物をどうやって運ぶのかは、かなり悩む部分です。

電車キャンプ・徒歩キャンプでよく使われているのは台車タイプのキャリーカートです。

電車キャンプで使用した4輪のキャリーカート

しかし、実際に使ってみると台車タイプのキャリーカートは見た目に反して安定性はイマイチです。パッキングにはコツが要りますが、コツを掴むのが大変ですし、失敗すると、キャンプ道具を擦ってしまったり、崩れたりします。

キャリー付きボストンバッグは安定性・操作性が高い

キャリー付きボストンバッグは台車タイプのキャリーカートと比べると、パッキングできる量は限られますが、安定性、操作性はかなり高いと感じています。

とくにキャンプとなると、持っていく荷物の量・重さが通常の旅行よりも増えますし、重くなります。そんなキャンプでも、キャリー付きボストンバッグであれば、操作性・安定性を保ったまま、持ち運びすることが可能です。

バッグの中にさえキャンプ道具を入れることができれば、コンパクトにまとまるので、電車やバスでの移動もしやすいです。

umbroのキャリーバッグを坂道で使用

さらに、キャンプ場内の移動となると、砂利道・でこぼこ道段差・坂道が多く、移動そのものが大変ということも多々あります。そんな時も、キャリー付きボストンバッグであれば割と楽にキャンプ道具を運べてきました。

実際に初心者電車キャンパーのmarumaruが、電車キャンプで荷物を運んだ時の様子やパッキング方法について下記の記事でもまとめています。車なしでキャンプ道具を運ぶ時の参考にしてみてください。

見た目がスッキリ

キャリー付きボストンバッグは、見た目も一見ボストンバッグです。そのため通常の旅行とキャンプとの違いもわかりにくいです。

左の写真は台車タイプのキャリーカートにキャンプ道具を積んでいます。台車タイプは自由に色々なものを積めるのですが、その分見た目がゴチャゴチャしてしまいます。キャリー付きボストンバッグの方は見た目もスッキリします。

タクシー使用時も使いやすい

また、電車からタクシーでキャンプ場へ移動する場合、台車タイプのキャリーカートにキャンプ道具を積んでいると、タクシーに乗るために台車キャリーから荷物を一度外し、タクシーのトランクへキャンプ道具を移動という手間が発生します。さらに、タクシーから降りる時も今度は台車キャリーへのパッキングをする手間が発生します。

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これは経験したことはありませんが、これはかなりの手間ですし、道中などなかな恥ずかしそう

しかし、キャリー付きボストンバックであればその手間をすべて省くことが可能です。ボストンバッグをトランクに入れるだけで済みます。

もちろんキャリー付きボストンバックは電車キャンプ・徒歩キャンプだけでなく、通常の旅行でも使用可能です。

ちなみに、電車キャンプ・徒歩キャンプをされている方だと折り畳みタイプのマットを使用される方も多いと思います。以下の記事ではumbroのキャリー付きボストンバックにパッキングする方法を写真付きで解説しているので、参考にしてみてください。

65ℓ以上のボストンキャリーバックもあります

今回詳しく紹介したのは、実際に私たちが使用している65ℓのサイズのボストンキャリーバックでしたが、umbroからも65ℓ以上のボストンキャリーバッグは販売されています。また、ノースフェイス、アディダスなどのメーカーからもボストンキャリーバックは販売されています。

まとめ

本記事では実際に車なし生活の旅行時に使用しているumbroのキャリー付きボストンバックをもとに、キャリー付きのボストンバッグの使用感を解説してきました。65ℓの大きさの場合、2泊3日程度の旅行であれば4人家族でも十分に荷物が入ります。また電車キャンプ・徒歩キャンプでもキャリー付きボストンバッグはとても使いやすいです。ぜひキャリー付きボストンバッグを選ぶ時に参考にしてみてください。

電車キャンプ・徒歩キャンプで実際に使用しているキャンプ道具については下記の記事にまとめています。

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