神奈川県三浦半島にある長井海の手公園ソレイユの丘オートキャンプ場でキャンプをしてみたいけど、どんなキャンプ場なのか詳しく知りたい方や、子連れでどのくらい楽しめるキャンプ場か知りたいという方へ。
本記事では以下のことを紹介します。
【神奈川県】長井海の手公園ソレイユの丘オートキャンプ場の基本情報
神奈川県横須賀市にある長井海の手公園ソレイユの丘オートキャンプ場は、 三浦半島にある市営公園「長井海の手公園ソレイユの丘 」内にあるキャンプ場です。ソレイユの丘は大型遊具で遊んだり、動物と触れ合ったり、農業体験ができるとても大きな公園です。
キャンプ場名 | 長井海の手公園ソレイユの丘オートキャンプ場 |
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住所 | 〒238-0316 神奈川県横須賀市長井4丁目地内 |
アクセス | 最寄駅:京浜急行三崎口からバスで15分 京浜急行品川駅~京浜急行三崎口間は電車で67分 |
交通手段 | ・電車+バス ・車 |
営業期間 | 3月~11月(12月~2月までは基本的に休業期間だだし 、冬期特別営業あり ) |
定休日 | なし 年中無休 |
予約 | 必須(公式ページの予約ページから) 予約日の90日前から予約可能 ※デイキャップは当日受付 |
施設設備 | オートキャンプサイト( 電源サイトあり )、フリーサイト、バンガロー 入浴施設あり 水洗トイレ ゴミ回収サービスあり 有料1000円 売店・自動販売機あり 直火不可 |
付帯施設の営業時間 | 公園営業 9:00~18:00 遊戯施設 9:30~16:30 売店 9:30~17:30 温浴施設 10:00~21:00 手ぶらBBQ 10:30~18:00 レストラン 10:30~16:30 トイレ 24時間※キャンプ場周辺のみ 自動販売機 24時間 |
入浴施設について | キャンプ場を利用者には、専用割引券が発行 割引料金大人(中学生以上)500円 小人(3歳~小学生)250円 シャンプー、ボディソープ、ドライヤーは備え付けあり タオルは販売あり |
チェックイン・チェックアウト | デイキャンプ 11時~17時の間(当日受付・宿泊に予約がある場合のみ) チェックイン バンガロー 13時~17時 オートキャンプサイト フリーサイト 11時~17時 手ぶらキャンプ 13時~17時 チェックアウト 8時~10時 |
キャンプサイト数と定員 | バンガロー 広さ 大 定員8名 小 定員6名 電源 15A エアコン 有 オートキャンプサイト デッキ付き 広さ 100㎡ デッキ 3.6m×4m 収容人数 6名 5区画 車をサイトに横付け可能 オートキャンプサイト デッキ付き 広さ 100㎡ 収容人数 6名 5区画 車をサイトに横付け可能 フリーサイト 広さ 100㎡ 収容人数 6名 25区画 |
利用料金 | 1泊2日 オフシーズン バンガロー 9,000円 オートキャンプサイト デッキ付き 5,500円 オートキャンプサイト デッキなし 5,000円 フリーサイト 3,000円 手ぶらキャンプ 39,000円 オンシーズン バンガロー 10,000円 オートキャンプサイト デッキ付き 6,500円 オートキャンプサイト デッキなし 6,000円 フリーサイト 4,000円 手ぶらキャンプ 40,000円 |
支払方法 | チェックイン時に支払い(クレジットカード可能) |
レンタル用品 | 手ぶらキャンプセット 利用人数4人 36,000円テントセット 5,000円 焚火&BBQセット 4,000円 キッチンセット 5,000円 ヘキサタープ 3,500円 アプライトポール 1,000円 ランタンセット 3,500円 ランタンポール 600円 ガスランタン単品(ガスは別売) 1,500円 LEDランタン 1,000円 火おこし器 200円 鍛造ペグ 500円 延長コード 500円 シングルガスバーナー 2,000円 クッカーセット 1,500円 クーラーボックス&保冷剤セット 1,000円 ホットサンドクッカー 1,000円 森林スモークタワー 1,000円 寝袋(封筒型)シングル 1,500円 ワイド 1,800円 セルフインフレートマット 1,000円 テーブル 2,000円 チェア 1,000円 |
売店 | 有り ~17時 |
販売品 | 堅薪(広葉樹)焚き火向き 1,000円/6㎏ 焚付薪(針葉樹)調理向き 900円/3㎏ 木炭 900円/3㎏ 防水固形着火剤 2個入り 150円 チャッカマン、スモークウッド、乾電池(単一~単四)、虫よけアロマ入りキャンドル、ガイロープ、ロックアイス1㎏、カセットコンロ用ガスボンベ、焼き網、アルミBBQプレート、軍手、菜箸、お玉、包丁、キッチンバサミ、缶切り、アルミホイル、ラップ、キッチンペーパー、紙コップ、プラスプーン、プラフォーク、味付けコショウ、醤油、サラダ油 |
ゴミ処理について | ゴミは基本的に持ち帰りです。 ただし、燃えるゴミ、不燃ゴミ(缶、瓶)、包装ゴミの3種を分別する45Lの袋を3枚1セット1,000円で販売しています。このゴミ袋購入の場合は処理してくれます。 |
周辺施設 | 荒崎公園 くりはま花の国ペリー公園 ヴェルニー公園 三笠公園 長井水産 |
アクティビティ | ソレイユの丘内の遊具遊び 芝滑り ニジマス釣り 農業体験 |
レンタル品が充実【手ぶらキャンプも可能】
ソレイユの丘オートキャンプ場はレンタル品がとても充実していますし、手ぶらキャンプのプランもあります。テント設営の講習を受けることも可能です。
手ぶらキャンプのセット内容は
利用人数4名で料金は36,000円です。キャンプブランドのスノーピークが中心です。
- 2ルームテント(寝室+リビング)スノーピークのランドロック
- シュラフ(寝袋)シングル数量2
- キッチンセット(キッチンテーブル、包丁、まな板、おたま、トング、スパチュラ、菜箸、シングルガスバーナー、クッカーセット)
- ランタンセット(ランタンポール1個、ガスランタン1個、LEDランタン2個)
- テーブル&チェア4脚
- 焚火台&BBQセット(焚き火台、焼き網、火おこし器、菜箸、トング、木炭3㎏、固形着火剤2個)
スノーピークのキャンプ用品を体験できる
スノーピークのキャンプ道具はコールマンと比べると値段が上がります。スノーピークのキャンプ道具が体験できる、かつ手ぶらキャンプと考えると、1泊2日のキャンプであればお得感があります。連泊となると正直ちょっと割高な気もします。
バンガローが綺麗
また、テントに宿泊するだけでなくバンガローに泊まることもできます。バンガローは公式ページの写真ではイマイチ良さが分かりにくいのですが、実際にキャンプ場で見てみると、新しい設備で、木のぬくもりも感じられ、夜になると間接照明に照らされて、とてもオシャレ感があるバンガローでした。
【電車キャンプも可能】電車+バスでアクセスできる
ソレイユの丘オートキャンプ場は車だけでなく、電車とバスでもアクセスしやすいキャンプ場です。東京方面から行く場合は、京浜急行品川駅から三崎口間は電車で67分、最寄駅の京浜急行三崎口からソレイユの丘までバスで15分です。電車は乗り換えなしで行けますし、最寄り駅からバスに乗ればキャンプ場に到着するので、電車キャンプをする方にもおすすめのキャンプ場です。
路線バスも広い
三崎口からの路線バスはマイクロバスなのではなく、広い路線バスでした。電車キャンプで荷物を運ぶ場合も安心して乗せられます。ただし、ソレイユの丘は公園としても人気のある公園のため、休日は長期休みの際は混雑しそうです。
バス停からは少し遠い【注意】
ソレイユの丘バス停からオートキャンプ場までが遠いです。約600mの距離があります。電車キャンプの方で荷物を運んでいる場合は、この600mが長く感じるので、覚悟しましょう。
リアカーもあり
キャンプ場の管理棟にはリアカーがありました。フリーサイトの利用者がキャンプ道具を運ぶように置いてあります。私の場合はキャンプ最終日にキャンプサイトからバス停まで荷物を運ぶために使用しました。
車はキャンプ場専用の駐車場があります
車の場合はキャンプ場の隣にキャンプ利用者専用の駐車場があります。それでもフリーサイトに行くにはちょっと距離がありました。
予約必須なので混雑しすぎない
ソレイユの丘オートキャンプ場は公式ホームページでの予約がデイキャンプを除いて必須です。そのためフリーサイトでもテントの設営数に上限があるので、テントを設営する場所がないということはありません。
土曜日や連休は予約が難しい
ただし、特にファミリーキャンプをするキャンパーさんにはかなり人気のキャンプ場のようです。予約は90日前の午前0時から可能ですが、土曜日や連休で予約が空いているのを見たことがありません。どうしても土曜日や連休に宿泊したい場合は、午前0時に予約ページに入る必要があります。
フリーサイトの様子【実際に泊まってみた】
フリーサイトの地面は芝生でした。 予約制のため、混みすぎることはなく、大きなテントでもゆったりとスペースを確保できます。
夕日が望める
フリーサイトからは海が望めて、夕日が沈むのを眺めることができます。
朝の様子
緑色の芝生や、青い空がとても綺麗で気持ちが良いサイトでした。
海辺のためトンビに注意【被害あり】
海がすぐ近くなので、トンビがかなりたくさんいます。キャンプ場だけでなく、遊具がある公園の上にもたくさんのトンビが飛んでいて、ソフトクリームなどを食べていると狙われるようです。もちろんキャンプ場もBBQなどをしていると狙われます。
実際にトンビの被害に遭いました
私がソレイユの丘でキャンプをした時は、2回トンビの被害に遭いました。1回目は昼間にBBQをしているときです。焼いているお肉や、息子が食べていたパンを取られました。2回目は帰るときにソレイユの丘のバス停でクッキーを食べているときです。手に持っていたクッキーを取られました。基本的に明るい昼間に狙われやすいです。
屋根の下やタープを用意
ソレイユの丘で食事をするときは基本的に屋根の下に入るように気を付けましょう。キャンプ場ではタープがあると多少避けられるかもです。私の場合はタープなしでした。
炊事場が少し遠い
夕日が見たいなとフリーサイトの海の近く、夕日が望める場所にテントを設営したのですが、そこから炊事場までが100mほど距離がありました。食器を洗ったり、水を汲んだりをすることを考えると往復するには遠く感じました。管理棟の近くに水道はあるのですが、手洗い用のため飲料などには使用しないよう注意書きがありました。
管理棟の近くに簡易水洗トイレあり
ソレイユの丘オートキャンプ場のトイレは、キャンプ場の管理棟の近くに簡易水洗トイレ(洋式)が1個ありました。またソレイユの丘園内のトイレを利用することも可能ですが、少し歩きます。
温泉施設が併設【徒歩5分】
ソレイユの丘オートキャンプ場はソレイユの丘園内にある温泉施設が利用可能です。フリーサイトからは徒歩5分程度でした。キャンプ場を利用者には、専用割引券を発行してもらえます。
- 大人(中学生以上)500円
- 小人(3歳~小学生)250円
シャンプー、ボディソープ、ドライヤーは備え付けあり、タオルは販売あり。
営業時間は10時~21時で最終入館は20時半です。昼間から温泉を楽しむこともできますし、夜の場合も夕ご飯の後から行くことも可能です。
キャンプと温泉が楽しめます
キャンプで温泉も楽しめるは最高です。しかもキャンプ場から徒歩5分程度の近さというのも魅力でした。
露天風呂からも海が望めます
温泉施設には露天風呂もあり、露天風呂からも海が望めるよになっています。海からの風も気持ちが良いです。
食材も調達可能【連泊しやすい】
ソレイユの丘園内に三浦半島の野菜や海産物を販売しているマルシェや、園内で焼き上げた自家製パンを購入することができます。
青空市場 マルシェ
ソレイユの丘の入り口近くにある青空市場「マルシェ」には地元の農家の野菜や海産物、パン、ソレイユの丘のお土産や横須賀土産が並んでいました。
野菜は現地調達可能ですが・・・
マルシェ内に野菜の直売コーナーがありました。だたスーパーではないので、その季節に収穫できる野菜のみ販売されています。3月下旬に訪れたときは、キャベツ、玉ねぎ、ブロッコリー、ネギがありました。野菜は新鮮で甘みもあり美味しいです。
パンもあります
ポルテ21というパンが販売されていました。ソレイユの丘には自家製パンのショップもあるのですが、そこでは食パンの販売日が決まっていて購入することができませんでした。そのためポルテ21を購入しました。
ポルテ21のスイートでホットサンド
キャンプの朝ごはんに、ポルテ21のパンにコンビーフを挟んだホットサンドを作りました。ホットサンドメーカーで温めるとほんのりとした甘さが引き立って美味しいです。
海産物もあります
野菜の他にも鮭、アジの干物、冷凍かき、平貝などの海産物がありました。海産物をここで購入してキャンプでBBQにするのもありです。ただ量がどれも多く、私と息子の2人ではキャンプ中にすべて食べることは難しく、購入はあきらめました。
三崎港直送まぐろのコーナーはありましたが・・・
マグロコーナーがありましたが、私たちが訪れた時は平日だったためか販売されていませんでした。
鮪のかまの炙り焼きを購入
どうしてもマグロが食べたかったので、マグロコーナー以外の棚にあった鮪のかま炙り焼きを購入しました。そのままでも食べることができたのですが、せっかくなので火で温めました。
加工房ショップ カンパーニュ
ソレイユの丘園内のパン工房です。ここで焼き上げたパンを購入することができます。総菜パンや菓子パンなどが販売されていました。今回購入したのは、メロンパン、ヨモギあんぱん、塩バターロール、ジャージー牛乳クリームパンです。
食パンは調達できず・・・
2斤パンが火、水、木、金曜日の限定で12時頃に販売されるという掲示が園内でみかけたのですが、結局購入には至りませんでした。
野菜のシチューとパンで朝ごはんに
ソレイユの丘のマルシェとパン工房で購入した野菜とパンでキャンプ場での夕ご飯にしました。シチューとウィンナーと塩バターロールです。塩バターロールとシチューがとても合いました。キャンプ場やキャンプ場の周辺で食材の調達がしやすいと便利です。連泊しやすいです。
ソレイユの丘キャンプ場での過ごし方【3泊4日過ごしてみて】
ソレイユの丘オートキャンプ場で4歳の息子と3泊4日過ごしてみましたが、ソレイユの丘は無料の大型遊具、ゴーカート、動物とのふれあい体験、芝滑りなど1日では遊びつくせない公園でした。3泊4日のキャンプ中は、とにかくソレイユの丘で遊びつくしたのですが、4日目の最終日も息子はまだまだ遊べるようでした。
ソレイユの丘で遊んだ様子や施設、アクティビティについては下記の記事も参考にしてみてください。
三浦半島にある長井海の手公園ソレイユの丘て遊べる施設やアクティビティを紹介しています。また3月下旬の菜の花の様子も紹介しています。
1日の過ごし方
1日の過ごし方は以下の繰り返しでした。
- 朝起きる
- 朝ごはんを食べる
- 身支度
- ソレイユの丘で遊ぶ(遊具や動物園)
- テントに戻ってお昼ご飯
- ソレイユの丘で遊ぶ(遊具や動物園)
- テントに戻って夜ご飯
- テント内で遊ぶ
- 就寝
息子には楽園
大型の遊具で遊び尽くせるので、遊びたい盛りの息子には楽園でした。
案内所では荷物の預かりも可能
バス停近くのソレイユの丘案内所ではキャンプの荷物を預かってもらうことができました。電車キャンプの場合、荷物を車に置いておくことができないので、預かってもらえると助かります。
まとめ
ソレイユの丘オートキャンプ場は大きな公園の中にあるキャンプ場のため子ども連れの方が子供をたくさん遊ばせつつキャンプができるキャンプ場です。温泉が併設されているのも魅力です。また、電車とバスでアクセスできるので、電車キャンプの方にもお勧めできるキャンプ場です。
さらに、バンガローもありレンタル品も充実しているため、初心者の方がキャンプを始めやすいキャンプ場でした。是非この記事を参考にソレイユの丘オートキャンプ場でのキャンプを楽しんでみてください。