ソレイユの丘で3泊4日の母子キャンプ

母子キャンプをしてみたいけど、どうやったらできるのかな。母子キャンプで気にすべきことはどんな事だろうと考えている方へ。

本記事では以下のことを解説します。

母子キャンプならではの困りごととは

母子でキャンプをする場合、子供の年齢にもよりますが、基本的には女性一人でテントの設営・撤去・火起こし・料理などの作業することになります。その時に起こる困りごとは以下のようなことです。

  • ファミリー用のテントだと設営・撤収が難しい
  • 撤収を一人でしなければいけない
  • ご飯作りも基本は一人
  • 子供を気にしながらのキャンプ作業が大変
  • 防犯対策を念入りにする必要がある
  • 子供が小さすぎると難しい
  • 子供の遊び相手がずっと一人

母子キャンプでは、テントの設営、ご飯作り、撤収作業などを一人でこなしながら、かつ子供の面倒を見る必要があり、防犯対策も考慮する必要があるということです。

一見大変そうですが、上記の項目それぞれにさえ対策すればキャンプはできます。そして対策は割と簡単です。

困りごとへの対策を解説

次に先ほど紹介した母子キャンプならではの困りごとそれぞれへの対策について詳しく解説します。

設営・撤収がしやすいテントにしよう

ファミリー用のテントだと設営・撤収が難しい対策として、設営・撤収がしやすいテントにしましょう。

特に子供がまだ小さくてテントの設営を手伝えない場合、 ファミリー用のテントだと、設営を一人で行うのは難しいです。そして撤収も大変です。小さい子供と母子キャンプをする場合は、 大型テントではなく、小型のテントや開くだけのポップアップテントを使用しましょう。

登山やツーリングで使用する小型テント

成田ゆめ牧場で冬に母子徒歩キャンプ。テント設営中

登山やツーリング、ソロキャンプなどで使用される小型のテントは、ファミリー用のテントと比べるととてもコンパクトに作られています。高さも低いので設営もしやすいです。また小型なので撤収時も手早くまとめることが可能です。

キャンプブランドや登山用品のブランドからは1人~2人用の小型テントが販売されています。またアマゾンでは中国製で価格も手ごろな小型テントが多いです。

実際に私が母子キャンプで使用しているテントは中国製のテントです。インナーテントとインナーテントに被せるフライシートとの間にできる前室と後室が広く、その空間に靴や荷物を置くことができ、雨で濡れるのを防ぐことができます。下記の記事でも詳しく紹介しています。参考にしてみてください。

ワンタッチ操作のポップアップテント

設営の手間をより省きたい方は、ピクニックなどでもよく使用されているようなポップアップタイプのテントもおすすめです。

ただし、ピクニックと違い、万が一の雨にも対応できるように、耐水性が高いテントを選びましょう。例えばケシュアのポップアップテントはウォータープルーフ加工もされているので雨の日でも使えます。

ワンポールテント

ライジングフィールドで車なしキャンプ

写真のようなワンポールテントの場合は設営は簡単で、女性一人でも設営ができます。またポールが1本なのでテントの総重量も軽くなる傾向があります。しかし、ペグとロープで固定する必要があり、ペグをしっかりと打たないと自立しません。そのためテントが完成するのに少し時間がかかります。

電車キャンプで、雨の場合に早くをテントを作り荷物を移動させたい場合などには、雨の中ペグを打ち、ポールを立て終えるまで荷物を置く空間を確保できないです。そういう意味では不便な面もあるかなと思います。

チェックアウトに余裕を持とう

撤収を一人でしなければいけない対策として、チェックアウトに余裕を持ちましょう。

テントの設営よりも撤収作業の方が大変です。すべての荷物を一人で片付ける必要があります。さらにチェックアウトの時間が決められている場合は時間との戦いになります。撤収作業に慣れないうちはかなり焦ります。

一人で撤収作業するのが慣れないうちは余裕を持ってできるだけチェックアウトが遅いキャンプ場を選ぶようにしましょう。個人的には10時チェックアウトは結構厳しいです。せめて12時ぐらいまでにしておいた方が無難です。キャンプ場によってはチェックアウトがフリーなキャンプ場もあります。可能であれば、デイキャンプなどで、撤収作業に多少慣れておくと親子ともに楽になります。

撤収作業をスムーズにする工夫

撤収作業をスムーズにするために以下のようなことをしています。

  • 撤収日の前日からまとめられるもの(焚き火台、使わない調理器具、衣類、小物類、ゴミ、ライト)はまとめておく
  • 朝ごはんは調理をしない、簡単なものにする
  • 朝ごはんはテント内で食べる。イスは前日にしまう。
  • 朝ごはんで使用した食器類は洗わない、拭いて終わり
  • 朝起きたら寝袋や衣類はすぐにしまう
  • 子供の荷物(おもちゃなど)はまとめておく
  • 寝るときは次の日の服を着て寝る

撤収作業で子供ができること

手伝えそうなことは子供にお願いするのもありです。4歳の息子には撤収時に以下のことを手伝ってもらっています。

  • ペグ抜き、雑巾でペグの土落とし
  • テーブルやイスの脚拭き
  • ゴミ拾い
  • 寝袋のチャック締め

特にこのペグ抜き、土落としなどは割と手間がかかるので、子供にちゃちゃっと抜いてもらって、拭くところまでしてくれると、多少楽になります。ただしペグの抜き忘れは起きやすいので、確認は忘れずにしましょう。子供も慣れないうちは、間違えたり想定外のことをしてしまいます。あまり期待しすぎない方がイライラせずにすみます。

簡単キャンプ飯&子供も作れるご飯にしよう

ご飯作りも基本は一人で作ることへの対策として、簡単キャンプ飯&子供も一緒に作れるご飯にしましょう。

特に小さい子供の場合、ご飯作りの下ごしらえや、作っている間を待ち続けるというのは結構難しいです。飽きます。できるだけ簡単に食べられるものにした方がいいです。また子供も一緒に参加できるメニューにしておくと、子供も参加できるので、飽きにくいです。

おすすめの簡単キャンプ飯

  • スープの素で作るスープ
  • お湯や水を注ぐだけのアルファ米
  • ホットサンド
  • 缶詰
  • もち
  • BBQ

うちの場合は夜ご飯にスープを作り、朝も温めなおしてスープ食べます。スープの素を使えばとろみや味付けが簡単ですし、野菜も食べれます。朝食は基本ホットサンドメーカーで作るホットサンドです。パンに具材を挟んで火にかけるだけなのですが、ワクワク感があって子供も楽しいみたいです。

缶詰やレトルトなどもよく使いますし、作ることにこだわらず、キャンプ場や周辺の飲食店も利用しています。

火起こしが不安な場合はデイキャンプで練習を

火おこしの作業も一人です。特に火おこしはある程度慣れていないと時間がかかりすぎたりしてご飯作りにも影響します。火が起こせないとご飯が食べれない事態も起こりえます。火おこしに自信がない方はデイキャンプなどで練習しておく方が安心です。火の継続時間が長めの着火剤を利用するのもありです。

ガスバーナーにも慣れておこう

また、ガスバーナーを使用する場合はガスバーナーの使い方や火加減が家のコンロとは異なります。こちらも慣れが必要です。家で使って慣れておくと、当日焦りません。

キャンプのルールや役割を子供と一緒に決めよう

子供を気に掛けながらのキャンプ作業が大変なことへの対策として、キャンプのルールや役割を事前に子供と一緒に決めておきましょう。

テントの設営や撤収、ご飯作りなどのキャンプ作業を一人で行いつつ、子供のことも気に掛けるというのが母子キャンプで一番大変なところだと思います。先ほど説明した撤収作業やご飯作りを簡単にすることに加えて、キャンプのルールや役割を事前に子供と話し合って決めておきましょう。

撤収時のルール

例えばうちの場合の撤収時のルールを紹介します。キャンプ場は広いので子供がちょろちょろと動いてしまう場合はどこに行ったか探すのが大変ですし、万が一という場合もあります。特に撤収時はチェックアウトまでに撤収をすることから焦るので、目を離しそうになりがちです。 子供がいる場所を決めて、必ずそこにいてもらうように徹底しましょう。撤収作業中に見える範囲にいてもらいます。必ずその範囲からでないよう見る、声をかけるようにしましょう。

防犯対策を念入りにする必要がある

女性一人となるで、念のため防犯対策はしっかりとした方がいいです。寝る時やテントを離れる時は鍵をチャックの部分に付けておきましょう。鍵が付いているだけでも、テントに侵入されにくくなるようです。

また隣の人にも一言挨拶しておくのもいいと思います。母子でキャンプをしていることを認識してもらえますし、いざというときに声をかけやすく、かけてもらいなります。

キャンプ用品は高額なものも多いです。キャンプ場での盗難もたまにあるようなので、気になる道具はチェーンのカギなどをしておく、テントの中に入れてテントに鍵をしるなどして対策しましょう。なるべく高額な道具を持っていかないというのもありだと思います。

子供が小さすぎると難しい

うちの場合、4歳~母子キャンプを始めました。子供の体力や、話を聞いてくれること、着替えたトイレなど、自分のことがある程度自分でできること、など年齢でできることがことなります。できないとその分親の手間が増えます。子供の年齢や一人でできることを考慮しましょう。

子供の遊び相手がずっと一人

兄弟、姉妹がいる場合なら兄弟同士で遊べるのかもしれませんが、一人っ子の場合は母一人でずっと子供の相手をする必要があります。キャンプ場には牧場や大型公園、アスレチックが併設していたり、親子向けのイベントが開催されているキャンプ場も多いです。そのようなキャンプ場をはじめから選ぶのもありです。

またキャンプは朝から晩までたっぷりと時間があるので、子供と何をするか、何で遊ぶかをある程度考えて用意しておくと楽になります。

せっかくのキャンプなのでできるだけ子供をキャンプに参加させていくと、ご飯作りや火おこしをしている時間などで、時間も過ぎていきます。

母子キャンプを最大に楽しむキャンププラン

ここでは母子キャンプを楽しむためのキャンププランを紹介します。

キャンプの練習に!お手軽デイキャンププラン

母子キャンプを手軽に始めてみたいなというときにおすすめなのがデイキャンプです。オススメの理由はなんと言っても宿泊するキャンプに比べて手間が少ないことです。デイキャンプでは宿泊する必要がないので、テントの設営やたくさんの食材を持っていく必要もありません。ピクニックの延長線で始めることができます。

キャンプの練習に最適

宿泊ありのキャンプの場合は設営や撤収、そのほかにも宿泊するための作業が多く、子供と二人の場合は自分一人でやらなければいけないためキャンプ飯作りを楽しむ余裕がありません。デイキャンプでは宿泊のための準備がなくなるのでキャンプ火おこしやガスバーナーで子供と一緒にキャンプ飯を作る余裕があります。

また、実際の宿泊するときの大変さを減らすために、テントを子供と設営したり撤収したり、テントの中のレイアウトを考えてみるなど、宿泊に向けての練習をしてみることもできます。

キャンプ飯を楽しみやすい

デイキャンプだと基本的に一食分だけを準備すればいいのでその意味でもキャンプ飯作りに注力することができます。焚き火を使って色々なキャンプ飯を子供と作ってみるのも楽しいです。

以前子供とデイキャンプでナンを焼いてみました。生地は家で作り、キャンプ場では火おこしをして、生地を広げて焼くだけです。宿泊が伴うと、生地を作ってまでできるか不安でしたが、デイキャンプならナン作りも気軽に試すことができます。

バンガロー泊をしてアウトドアを満喫プラン

バンガローを使うプランはテントを設営することなく宿泊ありのアウトドアを楽しむことができます。テントを一人で設営するのが不安という方に始めやすいです。デイキャプと同様に、ゆっくりとキャンプ飯作りを楽しんだり、自然の中でのバンガロー泊を楽しんだりできます。

テントを設営してキャンプを満喫プラン

実際にキャンプ場でテントを設営してキャンプを満喫するプランです。子供と一緒にテントの設営をしたり、焚き火をしたり、テントの中でゴロゴロしたり、キャンプ飯作りを楽しんだりと、キャンプそのものを楽しみます。ただし、母子キャンプなので作業は実質的には母一人ですることを忘れずに、キャンプ飯などにこだわりすぎず、すべての作業が楽に早くできることを心がけましょう。

子供に手伝ってもらうことができるなら子供にいろんなことを教えてあげることができて、楽しみなつつ教育効果も持たせることができます。

子供とキャンプ場の施設や周辺施設、イベントを楽しむプラン

キャンプ場によっては牧場や大型遊具を備えた公園が併設されていたり、親子向けのイベントを開催しているキャンプ場もあります。キャンプ場に併設された施設をフル活用して子供と過ごすことで子供が思う存分遊ぶことができます。また、キャンプを拠点に周辺を観光するのも楽しいです。キャンプで宿泊費を抑えることもできるので、節約にもなります。

子供と自然遊びを楽しむ

キャンプ場の周りで自然をたっぷり楽しむプランです。キャンプ場は山の中や海の近くなど自然を楽しむには絶好のロケーションにあることが多いです。山の中にあるキャンプ場ならキャンプ場をベースキャンプ(拠点)にしてトレッキングやハイキング、川の側のキャンプ場なら渓流登りや川遊びや釣り、海の近くのキャンプ場に夏に行ったら海水浴・シュノーケリングやダイビング、などなど。キャンプを楽しみつつ、キャンプ場があるロケーションに合わせて普段よりずっと近くにあるので手が届きやすい様々な自然を、様々なアクティビティを通して思いっきり楽しみましょう。

母子キャンプの持ち物は

母子キャンプは子連れキャンプの一種です。基本的には子連れキャンプの時の持ち物を持っていきます。ただし、テントについては女性一人でも問題なく設営できるテントを持っていきましょう。子連れキャンプの持ち物については下記の記事で詳しく紹介しています。

まとめ

母子キャンプは母親一人でキャンプのすべてを用意・撤収する必要があり、しかも子供の遊び相手も一人でこなすので大変な部分もありますが、コツを押さえれば子供と一緒にキャンプを満喫することができます。

この記事に書いた母子キャンプのキャンププランや持ち物も参考にしながら、子供とのキャンプを目一杯楽しみましょう。