軽量A型ベビーカーを自転車に乗せて運ぶ方法が知りたい方へ。
本記事では以下のことを紹介します。
A型ベビーカーを自転車に乗せて運んでみた【乗せ方】
生後1か月から赤ちゃんを乗せることができるA型ベビーカー(軽量タイプ)をヤマハの電動アシスト自転車に乗せて運んでみました。ベビーカーを自転車に乗せる方法を詳しく紹介します。
用意するもの
以下のものを用意します。
- A型ベビーカー
- 自転車
- 自転車用チャイルドシート後ろ子供乗せ
- 固定用ゴム紐
使用したベビーカー
使用したベビーカーはコンビのメチャカルハンディです。折り畳み可能な軽量タイプのA型ベビーカーであれば、今回紹介する自転車への乗せ方は可能だと思います。
使用した自転車
今回実際にA型ベビーカーを乗せた自転車はヤマハの子供乗せ電動アシスト自転車PAS Kiss mini2019年モデルです。ヤマハの2015年モデルでも同様にA型ベビーカーを乗せることはできました。
使用したチャイルドシート
使用した後ろ乗せチャイルドシートはOGK技研のヘッドレスト付きカジュアルうしろ子供乗せです。
固定用のゴム紐
自転車に乗せたベビーカーを固定するためのゴム紐も用意します。今回は100円ショップで購入したゴム紐を使いました。
自転車への乗せ方
次に自転車への乗せ方を説明していきます。
1.ベビーカーを折り畳みます
A型のベビーカーを折り畳み、写真のような向きにします。
2.ベビーカーを後ろ乗せチャイルドシートに乗せます
折り畳んだA型ベビーカーを持ち上げて、後ろ乗せチャイルドシートに乗せます。ベビーカーの後輪が後ろ乗せチャイルドシートにはまり、前輪が後ろ乗せチャイルドシートの子供が手で掴む部分の前側にはまります。
ベビーカーが少しサドルにかぶるのですが、見かけによらず違和感なく座れます。
ヤマハの子供乗せ電動アシスト自転車PAS Kiss mini2019年モデルとOGK技研のチャイルドシートの組み合わせの場合、ベビーカーがサドルに少しかぶってしまいます。
ヤマハの子供乗せ電動アシスト自転車PAS Kiss mini2015年モデルとOGK技研のチャイルドシートの組み合わせの場合は、ベビーカーはサドルの手前にすっぽりと納まり、サドルにベビーカーがかぶることはありませんでした。
私が後ろ乗せチャイルドシートにベビーカーを乗せたのは、ヤマハの子供乗せ電動アシスト自転車PAS Kiss miniの2019年、2015年モデルとOGK技研の後ろ乗せチャイルドシートの組み合わせのみとなります。ブリヂストンやパナソニックなどの電動アシスト自転車では試したことはありませんが、基本的には今回紹介する乗せ方は参考になるのではと考えています。
3.ゴム紐でベビーカーを固定します
次にゴム紐を使用してチャイルドシートに乗っているベビーカーを固定します。
今回使用しているゴム紐は長いので半分にしました。そして半分にしたゴム紐の輪っかの部分(上記写真の左側)をサドルにを引っかけます。
そのままゴム紐をベビーカーの手すりに持っていき固定します。ずれないようにきつめに固定しましょう。
ベビーカーの手すりにあるゴム紐を下におろし、チャイルドシートが乗っている自転車の荷台の下に持っていき、フックを荷台の下側(裏側)辺りに引っかけます。ゴム紐が弛まないように注意してください。
4.ゴム紐を微調整して終了
段差などの横揺れに備えて、ゴム紐を微調整します。ベビーカーの手すりの部分は折り畳んだゴム紐を少し広げます。
また、サドルの部分のゴム紐も、ペダルを漕ぐときに少し邪魔に感じる場合は、ベビーカーの前輪に引っかけると解消できます。
5.ベビーカーを降ろすときは
ベビーカーを降ろすときにゴム紐をすべて外さなくてもベビーカーを降ろすことは可能です。ベビーカーの手すりの辺りのゴム紐を持ち、そのまま下に持っていきベビーカーからゴム紐を外します。サドルに引っかかっているゴム紐と、自転車の荷台の裏に引っかけたゴム紐のフックは、外されず、引っかかっている状態です。この状態だと、ベビーカーをまた乗せて自転車で運びたい場合、ベビーカーをチャイルドシートに乗せて、ゴム紐をベビーカーの手すりに引っかて固定&微調整をするだけで済みます。
【小ネタ】荷物も置けます
後ろ乗せチャイルドシートにベビーカーを置くことで、荷物を置くスペースが生まれます。
ベビーカーとチャイルドシートの間
折り畳んだベビーカーと後ろ乗せチャイルドシートの間に15㎝前後の空間が生まれます。この空間に、折り畳みテーブルや、折り畳みチェア、リュック、上着などの荷物を入れることができます。ただし、ゴム紐でベビーカーを固定してしまうと、荷物を入れることはできなくなります。ベビーカーをチャイルドシートに乗せたタイミングで荷物を入れて、ゴム紐で固定してください。またゴム紐で固定した後はゴム紐を取るまで、荷物を取り出しにくくなるので、移動の途中で必要となるようなもの(お金や飲み物)は入れない方がいいです。
ベビーカーの座る部分
ベビーカーを折り畳んだ時の、ベビーカーの座る部分にも荷物を置くことができます。ここはベビーカーと一緒に荷物をゴム紐で固定することで、生まれるスペースです。リュックや上着などをよく入れています。
【小ネタ】リトルキディーズのレインカバーの上からも可能
普段リトルキディーズのレインカバーを後ろ乗せチャイルドシートにかけていいます。外すのが面倒なので、基本的にはつけっぱなしなので、レインカバーの上からベビーカーを置いています。少し不格好ですが、問題なく運べています。
【注意】ベビーカーが落ちる可能性もあります
上記の方法でベビーカーを自転車に乗せて運んでいます。おそらく100回はこの方法で運んでいますが、今のところベビーカーが自転車から落ちる、ベビーカーがずれるということはありません。ただし可能性としては有り得ますのでご注意ください。 万が一生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
子供二人の場合の運用【参考まで】
うちの場合は上の子が4歳である程度自転車が乗れているということもあり、以下の組み合わせで運用しています。
- 上の子は自転車、下の子は抱っこor 前乗せ、ベビーカーは後ろ乗せチャイルドシートに
- 上の子は前乗せ、下の子は抱っこ、ベビーカーは後ろ乗せにチャイルドシートに
自転車の荷台がかごの場合はおすすめできません【実体験】
自転車の荷台に後ろ乗せチャイルドシートではなくかごを設置しているというパターンもあると思います。
うちの場合も、荷台にかごを設置している時があり、荷台のかごにベビーカーを寄っかからせて紐で固定してみました。
この方法はどうしてもベビーカーが横にずれてしまい、ベビーカーを運ぶにはとても不便でした。
後ろ乗せチャイルドシートを設置してしまうのも有り
子供が小さく、前乗せの自転車を購入した方で、A型のベビーカーを自転車で運びたいという場合、将来的に後ろ乗せチャイルドシートを購入するという予定がすでにあるのであれば後ろ乗せチャイルドシートを購入し、設置てしまうというのも手だと思います。
3歳後半あたりになると、子供の体重も重くなり、前乗せのチャイルドシートに抱っこして乗せること自体が大変になってきます。もし子供が1歳のときに前乗せの自転車を購入し、そのときに後ろ乗せチャイルドシートも設置してしまうと、チャイルドシート自体を使うのはしばらく先になります。ただ、ベビーカーは本記事で紹介した方法で簡単に運べるので、公園、買い物、駅などにベビーカーを持参して行くことができ、子供をベビーカーに乗せられるので移動がとても楽になります。
まとめ
子供を連れた移動で自転車がメインの生活をしている場合、自転車で訪れた先でベビーカーが使えると、子供も親もとても楽ですよね。本記事では1か月から使用できるA型ベビーカーを自転車で運ぶ方法を紹介しました。この方法であれば新たに別のベビーカーを購入しなくてもベビーカーを自転車で運ぶことが可能です。育児関連費用の節約にもなります。ぜひ参考にしてみてください。