ライジングフィールドで車なしキャンプ
こんなことを知りたい方へ

・車なしでキャンプをしてみたいけど何から始めたらいいんだろう。
・車なしキャンプで必要な道具や、実際に車なしでも行けるキャンプ場についても知りたい。

本記事を読むと

  • 車なしでキャンプをする方法が分かります
  • 車なしキャンプに必要なキャンプ道具が分かります
  • 車なしで行けるキャンプ場が分かります

車なし生活・車なしキャンプをしているmarumaruです。車なしの生活はコストが抑えられるので、節約になります。ただ、車なしだとキャンプは無理かなと思ってしまいますよね。大丈夫です。車なしでもキャンプはできます。今回は、車なしキャンプをする中で見つけた車なしキャンプの始め方を7ステップで解説します。

スポンサーリンク


【ステップ1】車なしだとできないことは?【再確認】

umbroのボストンキャリーバッグの引いています

ステップ1として、車なし、つまり車がないとできないことは確認してみましょう。

車なしの場合、気軽にヒトとモノを移動することができません。具体的には以下の4つのようなことができないです。

  1. 移動は基本的に公共交通機関と徒歩、自転車を使います。そのため、駅やバス停から遠すぎるキャンプ場には行くことができません。
  2. 入浴施設、食材を調達する場所も遠すぎると行けません。
  3. 重すぎるキャンプ道具は運べません。
  4. 長い距離を移動できなかったり、重いものを運べないメンバーとは行きにくくなります。
marumarumarumaru

車なしキャンプのできないことをあげてみると、結構制約がありますね。車なしキャンプは気軽にできるとは言えないのですが、ある程度の準備や、キャンプ場を工夫すればちゃんとできますので、安心してください。

スポンサーリンク


【ステップ2】車なしでできないことに対策を打とう!

次に【ステップ1】で把握した車なしできない4つのことへの対策を検討します。

【対策1】駅やバス停から近いキャンプ場を探そう

「車なしでは駅やバス停から遠いキャンプ場には行けないこと」への対策として、駅やバス停から近いキャンプ場を探してみましょう。探してみると意外と見つかります。シャトルバスがあるキャンプ場もありますし、駅から徒歩10分以内で行けるキャンプ場も存在します。

近さの目安は

最寄駅からキャンプ場までの距離が、徒歩10分~15分以内、距離でいうと1km以内のキャンプ場を選ぶのベストです。なぜなら、たとえば手ぶらキャンプや、バンガロー・ロッジ泊のようなキャンプ道具を運ばないキャンプを選んだ場合でも、自分の衣類、飲み物などは持っていく必要があります。さらに、キャンプ自体はとても楽しいのですが、終わってみると意外と疲れています。これはキャンプという体験が火おこしをしたり、食事を自分で用意したり、アクティビティなどに参加したりと、知らず知らずのうちに、活発に体を動かしていることが多いからだと考えます。

また、自分のキャンプ道具を持参したい場合、特に最寄り駅からの近さは重要になります。キャンプ場の最寄駅からキャンプ場までの距離が遠すぎると、荷物の運搬がかなり大変になります。車なしキャンプを始めたころはキャンプ道具全体の重さを把握するのが難しいです。購入したキャンプ道具が重すぎたり、キャンプ道具が多すぎるといったことも起こります。キャンプ道具を運びつつ歩ける距離がどのくらいかを把握できるようになったら、もっと遠いキャンプ場を選ぶのが良いです。

以上のような理由から、駅やバス停から近いキャンプ場を探してみましょう。

【対策2】キャンプ場から徒歩やバスで入浴施設に行けたり食材を調達できるキャンプ場を探してみよう

次に、車なしでは入浴施設、食材を調達する場所も遠すぎると行けないことへの対策として、キャンプ場から徒歩やバスを使用して入浴施設行けたりや食材を調達できるキャンプ場を探してみましょう。最寄り駅から近いキャンプ場と同様に、探してみるとキャンプ場の周辺に入浴施設や、食材が調達できるスーパーや商店などがある場合があります。徒歩に限定せずに、バスを利用するこも選択肢に入れましょう。

お風呂に入らないという選択肢もあります

キャンプの時はお風呂に入らないことを選択肢に入れると、キャンプ場選びはスムーズになります。普段の生活では、毎日お風呂に入るのは当たり前となっている方もいるかもしれませんが、ボディシートや水のいらないシャンプーなどを利用すれば多少はさっぱりはします。また災害時の訓練にもなります。どうしても体を洗わないと耐えられないという方は、入浴施設はなくても、シャワーを使えるキャンプ場は多いので、シャワー付きのキャンプ場を探してみましょう。

食材については保存食、保冷バックを利用してみよう

食材にについては、1泊2日のキャンプであればキャンプ場に持参した分で問題ないです。2泊3日以上のキャンプの場合、持参した食材だけでは足りなくなってきます。2泊3日以上のキャンプを計画している場合は缶詰や防災食品などを上手く利用してみましょう。また冷凍したものを保冷バックに詰め込んでいくと夏でなければ、割と冷凍状態が維持できます。ペットボトルなども冷凍して保冷剤代わりに持っていけば無駄にならないです。

冷蔵庫があるキャンプ場もあります

キャンプ場によっては冷蔵庫を利用できる場合もあります。キャンプ場に行くときにできるだけ食材を持参し冷蔵庫に入れてしまえば、後から食材を調達しにいく必要はなくなります。

【対策3】レンタル品や現地調達を利用する、キャンプ道具は軽量かつコンパクトを意識する

次は車なしでは重いキャンプ道具が運べないことへの対策として、以下の対策を提案します。

  • バンガロー、ロッジ、常設テントを利用する
  • キャンプ場でレンタル品を利用する
  • キャンプ場で現地調達する
  • 直火やかまどを利用する
  • 軽量かつコンパクトなキャンプ道具選びを意識する

バンガロー、ロッジ、常設テントを利用する

キャンプはテントを設営するだけでなく、バンガローやロッジ、常設テントで楽しむという方法もあります。この方法の場合、テントを持っていく必要がなくなるので、持っていく道具の量が減ります。

キャンプ場でレンタル品を利用する

さらに、キャンプ場によってはテントや寝袋、焚き火台、テーブル、椅子などもレンタルすることができます。一部のキャンプ道具をレンタルを利用すことでもキャンプ道具の軽量化をすることができます。例えば、家族3人分のカレーを作るための鍋などはどうしても大きいものになってしまいます。大きい鍋は現地でレンタルすると決めてしまえば大きなべを買う必要もなくなります。

また、バンガロー泊やレンタル品を組み合わせると、手ぶらキャンプをすることが可能です。

キャンプ場で現地調達する

や炭なども現地で購入するとホームセンターなどで購入するよりは割高になってしまうのですが、重さや大きさを考えると現地購入の方が荷物の運搬が楽です。

直火やかまどを利用して軽量化

直火という地面の上で直接火をおこす方法の場合、火おこしのために必要となるたき火台やバーベキューグリルを持っていく必要がなくなります。ただし、直火が可能なキャンプ場はかなり少ないです。東京都奥多摩の氷川キャンプ場は今のところ直火が可能なキャンプ場です。

またキャンプ場によっては「かまど」という火おこしをするための設備があるところもあります。

直火や屋根のないかまどを使って火おこしをする場合の注意点は、前日が雨天などで地面やかまどが湿気ていると、火がつきにくい・火が持続しにくいといったデメリットもあり、初心者の場合はハードルが高かったりもします。

火起こしに自信がない方は、屋根付きのかまどがあるキャンプ場を選んだり、バーベキューコンロや焚き火台を持参したり、あるいはキャンプ場でレンタルするようにしましょう。

自分のキャンプ道具を持参する場合

自分でキャンプ道具を持っていくことを選択した場合、キャンプ道具は自力で運ぶ必要があります。自力で運ぶためのポイントとして、キャンプ道具は軽量かつコンパクトを意識するようにしましょう。重すぎるキャンプ道具は、とにかく道具の運搬が大変です。想像以上に体力が削られます。車なしキャンプでは、キャンプ道具の選び方がかなり重要になります。

さらに、自力で運ぶ場合運べる道具の数にも制限があります。キャンプに慣れないうちは色々と道具を持っていきたくなりますし、食材なども含めると結構な量になります。なのでキャンプ道具を購入する時点で、できるだけ軽量かつコンパクトになる道具を選んでおくと、荷物をまとめる時や運ぶときにとても楽になります。

車なしでも冬キャンプはできます

車なしキャンプを冬にもやりたい場合、冬のキャンプでは暖房器具が必須になるのですが、持っていける重さと大きさには制限があります。冬キャンプの場合は暖房器具についても軽量かつコンパクトなものを意識して選ぶことで、車なしでも冬キャンプが可能になります。

【対策4】長い距離を歩けない・重いものを運べないメンバーへの対策

長い距離を歩けないメンバーや重いものを運べないメンバーへの対策としては、駅から近いキャンプ場や、バス停から近いキャンプ場を探してみましょう。

子供連れの場合

小さい子供連れの場合は子供の生活サイクルや体力を無視した移動はできません。子供連れで車なしキャンプをする場合、電車での移動中に寝てしまい乗り換えが大変になる。あるいは、最寄駅からキャンプ場までの移動が、抱っこやおんぶ、ベビーカーを使うため、子供と一緒に大量のキャンプ道具を運ぶことは難しいなど、子供連れ特有の制約を受けます。子供連れで車なしキャンプをする場合、電車に乗っている1時間で子供のお昼寝も済ませてしまう、子供の体力が尽きる前に移動を終わらせてしまうといった、工夫や管理が必要です。

重いものを運べないメンバーへの対策

バンガローやロッジ泊、キャンプ用品をすべてレンタルする手ぶらキャンプを探してみましょう。

最終手段はレンタカーorタクシーです

車なしではできないことへの対策を考えたとしても、どうしても車なしでは難しい場合があります。その場合はコストがかかりますがレンタカーやタクシーの利用を検討しましょう。キャンプ場の最寄り駅までは公共交通機関を利用し、最寄り駅からタクシーを利用するといったピンポイントでタクシーやレンタカーを利用するという方法もあります。

【ステップ3】対策した上でキャンププランを考えよう【車なしでも楽しめる6つのキャンププラン】

ステップ3では車なしで起こる問題を対策した上で、車なしでも実行可能なキャンププランを決めていきます。6つのプランを紹介しますのでキャンププランを作るときの参考にしてみてください。

1.宿泊はなし!バーベキューなどの野外料理を楽しむデイキャンププラン お手軽度★★★★★

宿泊はせず、日が昇っているうちに、バーベキューが可能な施設を使うなどして、野外料理を楽しみます。レンタル品を借りれば手ぶらでも楽しめます。テントやたき火台を購入して、プチキャンプを楽しむことも可能です。

2.キャンプ場の宿泊施設に宿泊!ロッジ・コテージ・バンガロー・トレーラーハウスプラン お手軽度★★★★★

宿泊をしますが、泊まるのはロッジ・コテージ・バンガロー・トレーラーハウスといった、既成の宿泊施設です。テントと違って設営が不要で、テントを持っていく必要がない分荷物が軽く済みます。自然に囲まれた建物で、グリル台やたき火台を使って、野外料理を楽しみましょう。

3.グランピングを体験!ラグジュアリーテントに宿泊して、シェフの料理に舌鼓プラン! お手軽度★★★★☆

まるでホテルのような高級感があるテントに宿泊するラグジュアリーキャンプです。グランピングでは料理も多くの場合自分で作る必要はなく、キャンプ場でコース料理など豪華なものを提供してもらえることが多いです。料理以外にもキャンプを楽しむための各種グッズが用意されていることもあり、とりあえずキャンプを体験してみたい、自然の中でゆっくりと過ごしたいという方にオススメです。通常のキャンプより値段は割高です。

4.テントはすでに設置済み!常設テントに宿泊して、焚火(たきび)と料理を楽しもう!プラン お手軽度★★★★☆

テントには宿泊したいけど、自分で設営するのはちょっと難しそう。という方で、グランピングよりはアウトドア感をもっと楽しみたいという方は、キャンプ場にすでに設営されているテントに宿泊するのはどうでしょうか。寝袋やマットももちろんレンタル可能。テント泊を楽しみつつ、野外料理にも挑戦できます。 

5.初めてのテント設営!キャンプ道具はほぼレンタルで、本格キャンプに挑戦!プラン お手軽度★★★☆☆

キャンプ道具の購入、特に、テントの購入に一歩踏み出せないという方は、購入の前にテントを含めてほとんどのキャンプ道具をレンタルしてみるというのはどうでしょうか。キャンプ道具のレンタルサービスはWEB上で見つけることもできますし、レンタルサービスを提供しているキャンプ場もあります。キャンプ場で道具を借りれば、手ぶらキャンプが可能です。また、レンタル品を自分で持っていく場合は、次に紹介する徒歩キャンプの練習にもなります。

 6.勇敢な徒歩キャンパー!自分のキャンプ道具でキャンプに挑戦! お手軽度★★☆☆☆

レンタル品は利用せず、自分でそろえたキャンプ道具で車なしキャンプに挑戦してみましょう。車なしキャンプの道具集めのポイントは「軽量化かつコンパクト」です。第2章「車なしキャンプで必要となる道具」でそろえるべきキャンプ道具について詳しく説明していますので、ぜひそちらも参考にして車なし徒歩キャンプに挑戦してみください。サバイバルする体力と気力、終えた後の充実感を得られること間違いなしです。

【ステップ4】車なしでも行けるキャンプ場を探す

車なしではできないことを把握し、その対策を打ち、やってみたいキャンププランが決まったら、ステップ4ではそのキャンププランが実行できるキャンプ場を探しましょう。ステップ2で説明しましたが、車なしキャンプの場合、キャンプ場の探し方は以下の点を意識して探してください。

  • 最寄駅からキャンプ場までの距離が、徒歩10分~15分以内、距離でいうと1km以内のキャンプ場
  • キャンプ場から徒歩やバスを使用して入浴施設や食材を調達できるキャンプ場
  • シャワーは使えるキャンプ場

キャンプ場の具体的な探し方

キャンプ場を検索するサイトとして「なっぷ」というサイトがあるのですが、最寄り駅からの近さやバスや電車を利用していけるかについては一つ一つのキャンプ場を調べていく必要があります。基本的には「車なし キャンプ場」「電車 キャンプ」などで検索し、車なしでも行けるキャンプ場をまとめているサイトから探すのが一番早いです。

また、東京都の奥多摩や埼玉県の秩父などキャンプ場がいくつかまとまっているエリアがあります。グーグルマップでまとまっているエリアを検索し、条件をキャンプ場に絞り、そこから最寄り駅から1kmあたりで行けそうなキャンプ場を探していく方法もあります。

車なしで行けるキャンプ場を探すのは掘り出し物を探すみたいで結構楽しいのですが、割と手間がかかります。私たちが実際に車なしで行ってみたキャンプ場、車なしでも行けるキャンプ場を下記の記事でまとめています。キャンプ場選びの参考にしてみてください。

【ステップ5】車なしキャンプで必要となる持ち物を揃える

キャンプで活躍している軽量ミニテーブルです。

ステップ5ではキャンプ道具を持っていきたいという方に向けて、車なしキャンプをするときにそろえるべき道具をご紹介します。車なしキャンプで最低限そろえるべき道具は、通常の旅行の持ち物に、キャンプだからこそ必要なものが加わります。具体的には以下のようなものです。

着るもの

キャンプ持ち物にレインコートやポンチョ

キャンプでも通常の旅行と同様に着替えが必要となります。加えてキャンプなので野外で寝泊まりをすることになります。そのため、寒さ対策や雨除けなどの観点も大切です。

  • 着替え
  • レインコートや傘などの雨具
  • 防寒具(薄手の上着、フリース、ダウンなど)

野外で寝泊まりするために必要なもの

野外で寝泊りするために以下のような道具をそろえる必要があります。

  • テント
  • グランドシート(テントの下に敷いて、テントを汚れ、防水などから守る)
  • タープ
  • ペグ(テントやタープを固定するために必要)
  • ペグを打つためのハンマー
  • 寝袋
  • 寝袋の下に敷くマット

野外で食事をするために必要なもの

キャンプの楽しみの一つが野外で食事をすることではないでしょうか。外で作って食べる料理はなぜかとても美味しく感じます。野外での食事を楽しむために最低限必要となる道具・備品には以下のようなものです。

  • たき火台(直火禁止の場合は必須)バーベキューグリル
  • 薪や炭
  • 火ばさみ トング
  • 軍手
  • チャッカマン
  • 着火剤
  • ガスバーナー
  • ガスボンベ
  • 椅子 テーブル
  • 焼き網
  • 調理器具(なべ、フライパンなど)
  • 食器類(お皿、お椀、コップ、箸、スプーン、フォークなど)
  • しゃもじ、おたまなど
  • 肉用トング
  • 水を入れるためのタンク ボトル
  • 飲料水・お茶
  • コーヒーやスープ、ココア、ポーションミルク
  • 食材
  • 食器用洗剤 スポンジ 金たわし
  • ゴミ袋 ゴミ袋スタンド

携帯すべき持ち物

外出時に必要となる現金や、ケガをした時のことも考えて健康保険証も持っていきましょう。キャンプ場ではクレジットカードが使えない場所もまだあります。現金はしっかり用意しておきましょう。

  • 現金
  • クレジットカード
  • 健康保険証

キャンプをするためのその他備品

テントや寝袋などの大型のキャンプ道具のほかにも、野外で活動するために必要な道具がいくつかあるので、紹介していきます。

  • ティッシュ、キッチンペーパー
  • ラップ、アルミホイル
  • ライト
  • ミニレジャーシート(テントの入り口の前に置いて、玄関代わりに)
  • 充電バッテリー
  • タオルや手ぬぐい
  • 食器を乾かすための かごやあみ
  • 雑巾

以下の記事ではキャンプで必要となる持ち物ごとの解説や、持ち物のチェックリストを提供しています。キャンプの持ち物を揃えるときの参考にしてみてください。

【注意!】車なしキャンプ向きのキャンプ道具を集めよう

上記でキャンプをするために必要となる持ち物を紹介しましたが、車なしキャンプをする場合は、車なしキャンプ向きの道具を集める必要があります。これはステップ2の車なしでは重いキャンプ道具が運べないことへの対策でも解説した通り、車なしキャンプでキャンプ道具を持っていく場合は、すべてのキャンプ道具を自力で運ぶ必要があるからです。

では、車なしキャンプ向きの道具とは何か、それは軽量かつコンパクトな道具です。キャンプ道具というのは基本的に車があることを前提に作られています。なので「軽量かつコンパクト」を意識しないといざキャンプに行くときに重すぎて運べないということが起こります。

しかし、軽量かつコンパクトな道具というのは見つけるのが難しく、さらに値段が高くなる傾向があります。初めての車なしキャンプで、自分で荷物を運ぶキャンプに挑戦するときや経験が少ないうちは、レンタルサービスや代用できそうなものをうまく使いつつ、継続できそうだと思えたなら徐々に高価なキャンプ道具をそろえていくことをおすすめします。

marumarumarumaru

私たちの場合、カレーや鍋料理をするときの鍋は大きすぎるので持っていかずにレンタルをします。大体3~4人用の鍋で400円~600円でレンタルできます。

キャンプ場では結構レンタルサービスが充実しています。レンタル品で色々なキャンプ道具を試しつつ、自分のキャンプスタイルにベストな道具を見つけるというのも方法の一つです。

いきなり初めから高価な道具をそろえて車なしキャンプに臨む事は、あまりオススメしません。その理由は、自分で道具を運ぶという車なしキャンプの大変さにあります。自分ですべての荷物を運ぶ場合、体力・気力も必要ですし、かなり車なしキャンプのスタイルが好きという方でないと、なかなか続かないです。せっかく高い道具を購入しても、使わないとなってしまっては勿体ないです。

私たちが実際に車なしキャンプで使用しているキャンプ道具の選び方や車なしキャンプにおすすめのショップ、メーカー、さらに使用中のキャンプ道具については下記の記事でまとめています。車なしキャンプの道具を選ぶときの参考にしてください。

【ステップ6】車なしキャンプの道具を運べるようにしよう

軽量かつコンパクトを意識して必要なキャンプ道具を集めたら、次はキャンプ道具をどうやって運ぶかを考えます。また、運ぶ方法が決まったら、パッキングの方法も確認しましょう。キャンプ道具を運ぶ方法として以下3つの方法紹介します。

  • バックパック(大型のリュック)
  • キャリー
  • 郵送 

バックパック

バックパックというのは大型のリュックサックのことで、これにキャンプ道具を詰め込んで運びます。キャンプ場は足場が悪いことも多いため、カートを引きずるよりも足で荷物を持って移動するこの方法があらゆる路面に対応できるというメリットがあります。重いものを背負う筋力がある方にはこの方法を中心に運ぶことをオススメします。

キャリー

次にキャリーですが、キャリーには台車タイプのキャリーカートと、旅行などで持っていく大型のキャリーバック、キャリーケースに入れて運ぶ2通りがあります。

キャリーカートを使う場合

キャリーカートを使う場合、台車の車輪ができるだけ様々な路面に対応可能で走行の安定性があるものを選ぶことと、荷物のパッキングの仕方、特に荷物の固定がポイントになります。

キャリーバック、キャリーケース

キャリーバッグやキャリーケースの場合は、バッグやケースにキャンプ道具を入れるだけですが、パッキングの自由度が減ります。

いずれの方法も、自分の体で背負うタイプのバックパックとは異なり、荷物を運ぶ際に通る路面の状態によって運びやすさが左右され、場合によってはかなり運びにくい場合もある点に注意が必要です。

郵送

3つめの方法は、郵送を使うことです。送料がかかりますが、荷物を郵送してしまうのも一つの手です。キャンプ場に事前に問い合わせれば、対応してもらえるキャンプ場もあります。

ここまでで、車なしキャンプにおける道具運びについて説明してきました。基本的に様々な路面に柔軟に対応できるバックパックの使用がオススメですが、重い荷物を背負って運ぶ筋力が必要なため、キャリーや郵送との併用も検討するとよいでしょう。

そして車なしキャンプの道具を運ぶスタイルが決まったら、実際に揃えたキャンプ道具をパッキングしていきましょう。

以下の記事では、実際に私たちが車なしキャンプをした時の荷物を運搬する時の様子や、キャリーカートやキャリーバック、バックパックそれぞれの使いやす、パッキングの仕方などをより詳しく解説しています。

【ステップ7】車なしキャンプに行こう!

やりたいキャンププランが決まり、行きたいキャンプ場が決まり、持っていくキャンプ道具が揃って、キャンプ道具を持っていく方法が決まったら、いよいよ車なしキャンプを実行できます。ここまでの準備が整えばあとはキャンプ場に向かうだけです。

ここまでの準備は割と大変だったと思います。でもここまでも用意ができれば大丈夫です。キャンプ場ではたっぷりとキャンプを満喫することができます。キャンプ場に着くまでは電車の乗換えや荷物の運搬など不安なこともあると思いますが、出発し始めてしまえばなんとかたどり着くので、自信をもって出発しましょう!

まとめ

キャンプは車がないとできなそう、キャンプをするために車を購入したほうがいいかな、と考えることもあると思います。しかし、車なしではできないことをきちんと把握し対策を打てば、車なしでもキャンプをすることはできます。

車なしキャンプはキャンプ場やキャンプ道具を選ぶ際にも、コツが必要です。行くときは本当にキャンプ場に到達するのかドキドキするかもしれません。しかし、とにかくキャンプ場に着いてしまえばなんとかなります。

キャンプだからこそ楽しめる、外で食べるご飯、焚き火の炎の揺らぎやパチッパチッと空気が燃える音、朝にテントからのぞく澄んだ景色、満点の星空など、キャンプでしか味わえない体験です。ぜひこのページでご紹介した車なしキャンプができるためのステップを参考に車なしキャンプを始めてみてください。

スポンサーリンク