北本キャンプフィールでキャンプをするとどんな感じなのか知りたいなと考えている方へ。
本記事では以下のことを紹介します。
北本キャンプフィールドのキャンプ場の様子、施設情報、レンタル品、予約方法などを詳しく知りたい方は以下の参考記事をご覧ください。
参考:【埼玉県】北本キャンプフィールドを解説【車なしキャンプも可能】
北本キャンプフィールドのキャンプ【1日目】
北本キャンプフィールドでのキャンプが始まります。今回は3月中旬ごろの2泊3日のキャンプでした。いつも車なしキャンプをしている私たちは、このキャンプでも車を使わず子供乗せ電動自転車とシティサイクルでキャンプを決行しました。
1日目の流れ
- 北本キャンプフィールドに到着
- キャンプサイトに移動して予約していたレンタル品の受取り
- テント設営
- 焚き火台を用意し火起こし
- 夜ご飯
- たき火
- 4歳の息子はキャンプ場で仲良くなったお友達と遊ぶ
- 寝る準備 洗顔・歯磨き・着替えなど
- 就寝
北本キャンプフィールドに到着
自転車で荒川サイクリングロードを走り北本キャンプフィールドに14時50分頃に到着しました。
北本キャンプフィールドでの宿泊は、午前10時~午後3時まで利用できるデイキャンプと午後3時~午前10時まで利用できるナイトキャンプを組み合わせての利用となります。今回のキャンプでは1日目はナイトキャンプの利用のみだったので、午後3時にチェックインしました。
宿泊の取り方がわかりにくいため、詳しく知りたい方は以下の記事もご確認ください。
参考:【埼玉県】北本キャンプフィールドを解説【車なしキャンプも可能】
レンタル品の受取り
自転車で運べるキャンプ道具の数は限られているため、今回は北本キャンプフィールドのレンタル品を活用しました。以下に今回レンタルしたものの一覧と料金を記載しましたので参考にしてください。
- 寝袋と銀マットのセット(寝袋はコールマン アドベンチャースリーピングバック 封筒型 75X190cm)500円
- 鍋+おたま 100円
- テント用マット 無料
- テント用すのこ 無料
- 火ばさみ 無料
- トング(長いものと短いものがあります) 無料
- しゃもじ 無料
- 深皿 無料
- 汁椀 無料
- スプーン・フォーク 無料
- カップ(ステンレス製のマグカップ) 無料
食器類は無料のものがほとんどで、有料のものも格安です。車なしキャンプや手ぶらキャンプなど荷物を減らしたいキャンプにはとても助かります。
テントの設営
テント(LOGOS Tepee400)の設営を開始です。砂利サイトのためペグうちが難しく大変でした。どうしようかなと考えていたところ、サイトの地面に常設のペグや丸太が打たれており、テント設営用のようでした。ペグを打たなくて済むので助かります。ただ、必ずしもペグがあってほしいところにあるわけではなく、大きいテントだと丸太が邪魔に感じる場面もありました。キャンプサイトの広さは結構狭いので、テントとタープを張るとキツキツでした。
砂利のサイトなので無料のレンタルすのこを使いました。
砂利のサイトなので、そのままテントを設置してマットを敷くと痛いです。北本キャンプフィールドでは無料ですのこをレンタルすることができます。今回はこれを二つ敷きました。ただし、すのこは割と重く自分たちで運ぶ必要があります。実際に運んでみた感覚としては成人男性1人で運べる重さで、女性1人だとかなりキツイです。
焚き火台を用意し火起こし~夜ご飯の準備へ
LOGOSの焚き火台で火起こし開始です。1日目の夜ご飯はBBQにしました。
- 米2合
- 焼肉 事前に冷凍したものを持参
- ウィンナー
- サラダ (きゅうり グリーンリーフ)
- 焼き野菜 玉ねぎ 人参 ピーマン ジャガイモ にんにく エリンギ 串焼き
- 焼き芋
金串を持参して野菜をさして焼いてみたのですが、うーん焼き加減が難しかったです。
4歳の息子はキャンプ場で知り合ったお友達と遊ぶ
夜ご飯を食べているときに、キャンプ場に宿泊している他の子供達が探検をしてたみたいで、私たちの家族に話しかけて来てくれました。息子と年齢もほぼ同じだったので、すぐに意気投合し遊び始めてくれました。こうした普段とは違うお友達との出会いもキャンプの楽しみの一つです。親としても子供同士で遊んでくれるとゆっくりする時間ができてありがたいです。
テントサイトの茂みが楽しい
北本キャンプフィールドのテントサイトは茂みがたくさんあります。昼間ならかくれんぼをしたり、夜は光るライトを持って探検したりと子供にとっては遊び場として魅力がいっぱいだったようです。
また夜にライトを暗い中で剣のように振り回すのも楽しかったようです。最低限のライトしか持ってきていなかったので、息子が遊んでも問題ないライトを持参した方がいいなと感じました。
寝る準備 洗顔・歯磨き・着替えなど
寝袋を準備し、次の日の洋服に着替え就寝です。寝るときに次の日の服に着替えて寝ると朝の支度が楽になります。3月中旬の1日目は気温も暖かく、冬用の寝袋で寝るには少し暑いぐらいでした。寝る前に行くトイレはずっと電気が利用可能でわかりやすく、清潔感もあるので助かります。
1日目のまとめ
朝の8時に家を出発して、公園などに寄りながらサイクリングロードを走って到着した北本キャンプフィールド。砂利のサイトへのテント設営はなかなか大変でしたが一回テントもタープも張り終えればそこは自分たちだけのワクワク空間。チェックインやレンタル品の受付はスムーズで、子供もたっぷり友達と遊べてとても満足そうでした。夜は
北本キャンプフィールドのキャンプ【2日目】
2泊3日のキャンプのキャンプ2日目は、ゆっくりと時間を過ごすことができます。キャンプで連泊することのいいところです。北本キャンプフィールド2日目は北本キャンプフィールドの散策やカレー作り、併設の入浴施設を楽しみました。また徒歩5分のところにあるちょっと有名なイタリアンレストランのア・ドマーニにも行ってみました。では早速みていきましょう。
- 6時半頃 起床
- 朝ごはんの用意
- 寝袋返却
- 4歳の息子はお友達と遊ぶ
- 北本キャンプフィールドの散策
- イタリアンレストランア・ドマーニでお昼ご飯
- 14時半頃 テントへ戻ります
- 鍋とお玉をレンタルしてカレー作り
- 早めの夕食
- 18時頃お風呂へ
- 息子は焚き火を見ながら就寝
- 夫婦で焚き火
- 就寝・・・・春の嵐であまり眠れず・・・
6時半頃起床 3月中旬の朝は春の匂い
3月中旬の北本市の朝、この日は暖かったです。キャンプをしていて喜びを感じる瞬間の一つが、テントだからこそ近くで感じる季節ごとの空気や小鳥のさえずり、そして朝焼けなどです。
朝ごはんの準備
私のキャンプでは恒例のホットサンドメーカーバウルーを使った朝ごはんを作ります。
「ツナ+チーズ+マヨネーズ」ホットサンド
「ウィンナー+チーズ」ホットサンド
ウィンナーは夜に焼いておいたウィンナーを挟むので時間短縮になります。ちょっと焦げてしまいましたが・・・。バウルーでホットサンドにしてしまえば、冷えたウィンナーも温かく食べることができます。
レンタル品を一旦返却すると節約できます
北本キャンプフィールドのレンタル品は、デイキャンプの利用時間(午前10時~午後3時)とナイトキャンプの利用時間(午後3時~翌日の午前10時)それぞれに対して料金を支払うという料金体系になっています。そのため、2泊3日で泊まる場合で2日目のデイキャンプの時間つまり昼間に寝袋を使わないのなら、一旦返却することでデイキャンプ時間帯分の費用が節約できます。
今回私たちは寝袋を一度返却したので500円の節約になりました。金額そのものは小さいのですが、こうした一つ一つの積み重ねを続けて、生活にいつもコスト意識を持つことが節約には大切です。
4歳の息子はお2日目も友達と遊びで大盛り上がり
昨晩意気投合したお友達と引き続き遊ぶ息子。キャンプ場で新たなお友達ができると、一段と楽しそうです。灰の処理のためにレンタルしているスコップを使って工事現場遊びをしていました。写真に写ってる台車にたくさん砂利を入れて運んでそこにじゃーっとやる。この繰り返しをする遊びです。結構な大きさなので体力もつきそうです。
葉っぱを集めてクラフト遊び
体をたくさん使う台車遊びの次は、今度はちょっとおとなしめな?遊びです。とにかく手を替え品を替え大好きな遊びを続ける息子。紙、ハサミ、ボンドを持参していたので、拾った葉っぱでクラフト遊びをしてみました。野外で自然の素材を使ってのモノづくりもいいですね。持ち帰って飾ったら思い出になります。
北本キャンプフィールドの散策
北本キャンプフィールドは散策路に囲まれています。散策がてら焚火の枝を拾いに行きました。
鯉にえさやり
北本キャンプフィールド内の池にはたくさん鯉がいます。管理棟の受付では50円で鯉のえさを買うことができ、えさやりを楽しめます。鯉はえさをもらうことに慣れてるためか、えさやり場に行くと、鯉がうじゃうじゃとたくさん寄ってきて、ちょっと不気味だったのか、4歳の息子は少し引き気味でした。
イタリアンレストランのア・ドマーニでお昼ご飯
北本キャンプフィールドから徒歩5分のところにあるイタリアンレストランア・ドマーニでお昼ご飯にしました。久しぶりの屋内でのご飯にほっと一息です。キャンプをしていると、ご飯作りも結構大変で時間もかかるので、他の人に調理も配膳もやってもらうことのありがたみを感じやすくなる気がします。
14時半頃テントに戻ってカレー作り開始
お昼はレストランでゆっくりした後は、またキャンプ場に戻って夕食の準備です。お鍋とお玉をレンタルしてキャンプ定番のカレー作りを開始です。食材はすべて持参したものです。お肉は家で冷凍して保冷バックに入れていました。
4歳の息子もカレー作りを手伝ってくれました。普段お家で作るのとは違い、火の調節などが難しいです。
早めに夕食を作り、先に入浴をする予定だったのですが、みんなカレーを待ちきれず、早めの夕食をとることにしました。野外で食べるご飯はいつもより美味しく感じます。美味しくて食べすぎるので注意が必要です。
カレーを煮込みつつ、薪で木琴づくり
購入した薪を使って木琴づくり。写真のように並べると、木琴のようなおもちゃになりました。木だけで木琴を作るには色々とコツが必要で、置き方によってはほとんど音が出ないこともあります。それから、割られた木の一つ一つは少しずつ長さや厚さなどが違うので、同じように叩いたとしても違う音が出ます。息子にはそれも面白かったようです。
18時頃 併設のお風呂へ
テント宿泊者は17時~19時の間で100円で併設のお風呂に入ることができます。注意点として入浴日の17時までに受付をする必要があるので気をつけてください。キャンプ中にお風呂が入れると嬉しいです。
息子は夕食中に就寝 19時頃
この日は疲れていたのか夜の焚火をしている間に座りながら眠ってしまいました。お風呂にも入り気持ちよくなったのかもしれません。
☆焚火の写真
夫婦で焚き火
夜は残った薪や拾ってきた木を燃やしてみんなで焚き火を楽しむ予定だったのですが、息子が早めに就寝してしまったので夫婦だけで焚き火を楽しみました。薪を少しづつ燃やすとちょうど良い温度で暖がとれて、焚き火も長く楽しむことができました。
翌日は朝の9時に断水のためカレーの鍋、食器を洗います
レンタルしているカレー鍋や食器類を洗います。事前にティッシュである程度汚れを落としていましたが、カレーは油汚れがべっとり付くので洗うのが大変でした。食べた後時間を置きすぎてしまったのも失敗でした。カレーを食べ終えたら食器はすぐに汚れをティッシュなどで落とす、あるいはカレーの時は使い捨ての容器で食べる方が片付けは楽ですね。
就寝のはずが・・・春の嵐で眠れず
この日は風が強く風速は7m前後ありました。家の中にいるとそれほど強いとは思わない風でも、テントにいるときはとてつもなく強い風のように感じました。次から次への風が来て、テントがぐらぐら揺れます。初めてのテント泊で強風だったということもあり、あまりのテントの揺れ方と風の音に怖すぎて眠れませんでした。
ワンポールテントは風に強いという噂は聞いていたのと、実際に風に煽られても、ポールがうまく風を逃していて、確かにテントは平気なのかもという感じはしました。それでも風が怖くて、風の音が強くなるたびに起きてしまいました。普段忘れてしまっている自然への畏怖を感じることができる貴重な体験でした。
風速7mの時、LOGOSナバホTepee400のテントは案外倒れない。
2日目のまとめ
昼間は天気も良く暖かく快適に過ごせましたが、夜は強風が吹く春の嵐でした。自然の怖さを身近に感じました。全体としては、キャンプ場をゆっくり散策したり近くのイタリアンに行ったりカレーを作ったりとキャンプを満喫した2日目となりました。
北本キャンプフィールドのキャンプ【3日目】
2泊3日のキャンプ最終日です。チェックアウトは10時なので急いで片付けます。しかもこの日は9時に断水があるということで、焦りました。
- 6時半頃 起床
- 朝ごはんの用意
- 荷物をまとめる
- 10時チェックアウト
- 荒川自転車道へ
- 榎本牧場でアイス
- 帰宅
6時半頃起床 3日目の朝は【3月中旬埼玉北本市】
3日目の朝は結構寒かったです。テント内は11℃でしたが、体感としてはもっと寒かった気がします。外は曇り空で雹が降ったりやんだりでした。
朝ごはんの準備
3日目の朝は残り物のカレーを使ったホットサンドです。本当は昨日のご飯でまたカレーライスを食べる予定だったのですが、ご飯がなくなってしまったので、急きょカレーでホットサンドを作ってみました。
ホットサンドはキャンプ料理の中では火加減も比較的簡単でしかもいろんな食材を挟み込めるので栄養価も上げやすく。本当に便利だなと改めて感じました。
「残り物のカレー」ホットサンド
コーンスープとねぎ塩スープ
フルーツ
次の日のカレーはアルミホイルにのせて保存しておきました。洗い物も楽ですね。カレーのホットサンド、パンとカレーが良く合います。
10時のチェックアウトへ向けて猛ダッシュで撤収作業開始
キャンプの最終日。とにかく大変なのが撤収作業です。チェックアウトの10時に向けて急ぎます。
無事に10時にチェックアウト
レンタル品の返却や使用サイトの確認などに少々手こずりましたが、無事に10時ごろチェックアウトが完了しました。使用したサイトを係の方と確認するというのは、今まで利用したキャンプ場ではなかったので、チェックアウトまでに片づけや確認まですべてを終了するとなると、結構大変でした。利用料も格安なので、デイキャンプ分までの時間利用してしまう方がゆっくりできていいかもです。
帰り道の途中で榎本牧場に寄り道
北本キャンプフィールドから帰る途中、荒川サイクリングロード沿いにある榎本牧場に立ち寄りました。ここのジェラートはフレッシュな味で絶品です。北本キャンプフィールに自転車で訪れた際は、必ず立ち寄っています。榎本牧場については下記記事で詳しく紹介しています。
参考:【埼玉上尾】ジェラートが絶品な榎本牧場【荒川サイクリングロード】
帰路へ
荒川サイクリングロードを走りつつ帰りました。帰り道もできるだけ自転車で走りやすい道を選んで、できるだけ苦労なく走れるようにします。それでも、途中で雨に降られたのでちょっと大変でした。
3日目のまとめ
最終日の撤収作業はまだ慣れません。いつもちゃんと終わるのかドキドキです。特に今回はレンタル品があったこともあり、返却手続きや掃除などが普段よりも手間に感じました。レンタルは持ち物が少なくなって便利なのですが、返却がちょっと面倒な部分があります。
全体を通してのまとめ
3月中旬に訪れて2泊3日で楽しんだ北本キャンプフィールド。今回は荒川サイクリングロードを利用して自転車キャンプでした。今回は鍋・食器類に加えて寝袋の一部もレンタル品を活用することで荷物を減らすことができ移動が少し楽でした。子供は友達とたっぷり昼も夜も遊べて幸せそうでした。春の嵐をテントで過ごすというのもなかなかインパクトのある体験で印象に残りました。近くのイタリアンレストランもお洒落でした。
北本キャンプフィールドは予約方法や宿泊料金の計算が少し複雑だったので、こちらでまとめています>>【埼玉県】北本キャンプフィールドの予約方法とテントサイトを解説レンタル品や販売品などもまとめているので参考になさってください。
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