キャンプは楽しいけど料理を作るのがちょっと大変。楽で簡単なキャンプ飯を作ってキャンプの時間をもっとゆっくり過ごしたいなと考えている方へ。
キャンプ飯ってもうちょっと簡単にならないかな?と思うことありますよね。キャンプ飯はもちろんキャンプの楽しみの一つです。ただバーベキューグリルを組み立てたり、火をおこしたり、テントを設営したり、後片付けをしたりと、料理を作るだけでなく付随する作業も多いです。たまには料理や後片付けが簡単にできるキャンプ飯にして、遊びや休息にもっと時間をあてたいと思うことがあります。
そこで今回のデイキャンプでは、いなば食品のカレー缶詰をバーベキューの網に置くだけの簡単キャンプ飯にしてみました。さらに、カレーの缶詰を温めるのと一緒に、ウィンナーを焼いたり、手作りナンを焼いたり、焼き芋を焼いたりで合計4品を一度に作ることができたのでその様子を紹介していきます。
簡単キャンプ飯の味方!コスパ最強のいなばのカレー缶詰
簡単キャンプ飯のために使ったのがいなば食品のカレー缶詰です。いなばのカレー缶詰はコスパ最高の缶詰だなと思います。100円ちょっとのお値段ですが、カレーの本場タイで製造されていることもあり味が本格的です。
私も今回スーパーで3種類のカレー缶を見つけて、缶のデザインも可愛かったことから3缶とも購入!これはキャンプでカレーの食べ比べパーティーにするぞと決めていました。
そしてデイキャンプにて実際に食べ比べをしてみたところ、その美味しさとコスパ感に感動しました。なのでキャンプ飯としてはかなり頼りになる存在です。
また、とりあえず買って置けば、保存期間が3年の缶詰なので防災用備蓄食品にもなりますし、家でもご飯を作るのが面倒なとき簡単に食べれますよね。もちろん缶詰なので火で温めなくても十分美味しく食べれます。
私の場合、デイキャンプで4歳の息子と食べたかったので、辛さが抑えられている「チキンとインドカレー」と「バターチキンカレー」を食べてみました。
チキンとインドカレー 赤カレー【辛さレベル★】
ふたを開けた瞬間からスパイシーなカレーの香りがしてたまらないです。辛さはほとんどなく、子供も安心して食べれるカレーです。チキンがたっぷり入っていて、小さい缶詰なのですが食べごたえがあります。
バターチキンカレー ココナッツミルク仕立て【辛さレベル★★】
ちょっとピリ辛です。子供だと好みが分かれそう。4歳の息子は辛い辛いと言いつつも食べてました。
スパイスが効いてて本格的な味ですが、より日本人の好みに合わせたマイルドな味かなと思います。バターのコクが美味しいです。バターチキンカレーが缶詰でお手軽に食べれるのは本当に嬉しいですね。
食べ比べも楽しい
いなば食品のカレー缶は色々な種類が販売されています。カレー缶を集めてキャンプで食べ比べというのも楽しいです。缶詰を持っていて網の上に置くだけなので、用意も作るのもとっても簡単です。缶詰なので災害用の備蓄食品としても家に置いて置けます。
車なしキャンプをする場合、重いクーラーボックスは持っていきにくく、気軽にスーパーにも立ち寄れません。なので保存がきく缶詰は災害対策・キャンプ用として備蓄しています。ちょっとカレーが食べたいなというときにも便利です
【1度に4品】火にかけるだけのキャンプ飯
本当に簡単なので、上の写真を見るだけでも十分にできてしまうと思います。火にかけるだけです。
今回のキャンプ飯メニュー 4品
- 焼き芋 or 焼きジャガイモ or 焼きリンゴなど
- 温めたカレー缶詰
- ナン・パン
- ウィンナー、ベーコンなど簡単に焼けるもの
用意するもの
- カレー缶詰
- ナン パン あるいはご飯
- 簡単に焼けるもの ウィンナー ベーコン
- 炭の横に置けるもの サツマイモ リンゴ ジャガイモなど
- バーベキューグリルやたき火台、ガスバーナー
- 網
- 軍手
- トング
やり方
- サツマイモやリンゴ、ジャガイモはアルミホイルで包む。
- バーベキューグリルやたき火台で火を起こす。
- 火の具合がよくなってきたら、炭火の近くにアルミホイルで包んだサツマイモなどを置く。
- 網を準備して、網の上にカレー缶詰を置く。
- 空いてるところにウィンナーなどを置く。
- ご飯やナンを用意。ナンやパンを必要によっては火で温める。
以上です。とっても簡単です。今回は4品作れるということでサツマイモやウィンナーを紹介してますが、カレー缶だけで十分な方はなくてももちろん大丈夫です。
ナンは網の上で焼いてみました
缶詰カレーとはいえ、インドカレーにはナンを合わせて食べたくなります。網のスペースが余っていれば、市販のナンを置いて温めたり、生地からナンを作って焼いてみるのも楽しいです。
今回のキャンプはデイキャンプということもあり、時間に余裕があったので、家で生地作りを行い、バーベキューの網の上で焼いてみました。
ただ、ナンって炭火で焼けるのかギモンでした。ネットで調べてみても、「キャンプ ナン」だと基本的にはスキレットやダッチオーブンのレシピがほとんどでした。
いくつか網の上でも焼いているレシピもあったので、アルミホイルを使ったら炭火の上でも焼けるんじゃないか?と思いました。ということで、網の上にアルミホイルの2枚重ねにしてホイルに油を塗って、生地を広げて置いてみたら焦げつつも焼けました。
キャンプでナンを作るには
- 生地を配合する
- イーストを使う場合は30分程度発酵させる
- 生地を薄く広げる
- アルミホイルにサラダ油を塗り、生地を置く
- アルミホイルは2~3枚重ねにして、網の上置く
- 火の加減を見つつ両面それぞれ3~5分焼く
- 完成
工程は上記の通りです。私の場合はキャンプ場で生地を作るのは大変そうだったので、生地作りは家のホームベーカリーに任せ、生地をキャンプ場まで持っていきました。キャンプでは生地を広げて焼くだけです。
アルミホイルもこの時はスーパーなどで手に入る普通の薄さのアルミホイルを使用しましたが、できればバーベキュー用の厚めのアルミホイルと、くっつかないタイプのアルミホイルを使用した方が、生地が扱いやすいです。
無印良品のナンミックスは簡単でオススメです
発酵させるタイプの生地作りはちょっと手間だなと感じる方は、無印良品のナンミックスがおススメです。無印良品のナンミックス、水、油を混ぜて5~7分こねるだけでナンの生地が完成します。
無印良品のナンミックスの詳しい作り方や、生地をキャンプ場に持っていく方法、実際にナン生地を炭の火で焼いた様子などについては下記の記事でも詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
無印良品ナンミックスの生地をポリ袋を使用した作り方を紹介しています。さらに、無印良品のナンをバーベキューの網の上で焼く方法や、成形したナンの生地をキャンプ場に持っていく方法、ナン生地をスキレットで焼いたときの様子なども紹介しています。
簡単キャンプ飯はキャンプにゆとりをくれます
カレー缶詰を温めるだけのキャンプ飯は本当に簡単で楽でした。繰り返しになりますが、炭火の用意ができたら、焼き芋などを火にかけ、ナンの生地を伸ばしてアルミホイルに乗せて焼き、あまりスペースで、カレー缶詰を温め、ウィンナーを焼くと一度に4品が完成です。
焼き芋は少し時間がかかるのですが、カレーとナンを食べている間にできてしまいます。なので火の管理もあまり気にせずにできました。
またキャンプでカレーを作ると洗い物が大変になりますが、カレー缶詰を温めるだけなら洗い物もゼロなのでキャンプカレーも気楽にできちゃいますね。
カレー缶詰キャンプをしたときは息子と二人の母子デイキャンプだったのですが、準備、後片付けが簡単だったので、息子が持ってきた絵本を読んだり、テントでゴロゴロしたり、一緒に公園を散策したりと、デイキャンプという少ない時間でもかなりゆったりと過ごすことができました。
いなばのカレー缶詰で簡単キャンプ飯の紹介は以上になります。キャンプ飯で検索をかけると、キャンパーの方たちが色々な料理を作られているので、マネしたくなりますが、たまには簡単キャンプ飯でも良いと思います。ぜひ、簡単缶詰カレーキャンプ飯試してみてください。